ペットを飼いたい!一人暮らしでもおすすめの犬種はなに?

公開日: 2023/5/26

一人暮らしに慣れ、生活リズムが安定してくると「ペットがいたらもっと楽しくなるのに…」と、動物好きの方は思うのではないでしょうか?

もともと実家で犬を飼っていた経験があったりすると、ペットとの生活を知っている分余計に思いますよね。


たくさんの種類のペットがいますが、特に犬が好きな人は多いのではないでしょうか。

人懐っこく、遊んだり一緒にお散歩を楽しめたりと過ごす時間を想像しやすいです。

今回は、ペットを飼いたい一人暮らしの人におすすめの犬種をご紹介します。

1. 一人暮らしでペットを飼うメリット


住んでいる家がペット飼育可能であれば、条件などはありますが飼うことができます。

ペットを飼うことのメリットはなんでしょうか?

1-1. 寂しくない

自由な時間を過ごすことができる一人暮らしですが、寂しさを感じることはありますよね。

特にご時世の影響でお家時間が増えたこと、テレワークの普及で一人で家にいる時間が増えた人は多いと思います。

一人の時間もペットがいると寂しくありません。

甘えてきたり、話しかけたり、遊んだりとコミュニケーションをとることができます。


お世話をすることで生活リズムが整うきっかけにもなり、暮らしの中にメリハリが生まれます。

また母性本能が刺激され、寂しい気持ちの代わりにペットと過ごせる幸せを感じ始めます。

家族が増えることで、一人暮らしでは味わえなかった気持ちを満たしてくれます。

1-2. 癒される

ペットを飼って癒されたいと考えている人は多いと思います。

実際動く姿、寝ている姿、食事をしている姿などすべてが癒しです。

ペット用の服や小物もたくさん販売されているので、可愛く着飾ってあげたりと可愛いさをアップさせることも!


おやつをあげたり、遊びの一環で芸を教えたり…ペットの成長を見守るのも癒しとなります。

愛情を注ぐほど、返してくれる存在に疲れも吹き飛ぶこと間違いなしです。

1-3. 共通の話題の友達ができる

ペットを飼うことで、「ペット友達」ができます。

散歩の時に話したり、職場で今まで話さなかったが意気投合するということもよくあります。


同じ話題で盛り上がれることは楽しいですし、しつけ等悩んだときに、情報交換や相談できる人がいると何より心強いです。

また、ペット同士で遊ばせることもでき、ペットのストレス発散にも繋がります。


身近にいなくても、SNSでペットを飼っている人と繋がることができ、コミュニティが広がります。

今までと違う世界の人と繋がることで視野が広がり、新たな趣味と自分の世界が広がります。

日々の生きる活力にもなりますね。

2. 一人暮らしでペットを飼うデメリット


ペットOKの家にしか住むことができなくなるので、気軽に引っ越しできなくなります。

また、アレルギーのある人や、動物が苦手な人を家に呼べなくなります。

吠える場合近所迷惑になるので、しつけができていないとご近所トラブルに巻き込まれることも…。

このように一人暮らしでのペット飼育はデメリットもあるのです。

他にも特徴的で知っておかないといけないポイントをご紹介します。

2-1. お金がかかる

一人暮らし費用に加えてペット代がかかります。

初期費用、予防接種代、ダニ・ノミのお薬代、ごはん、おやつ、ペットシート代などです。

生活費に余裕がないと、はっきり言って飼うことはできません。


また爪切り、シャンプーは慣れるまでとても大変な作業です。

ペットの健康上必要なお手入れなので、放置はできません。

プロに任せた方がいいので、定期的なトリミング代も必要となってきます。


一番お金がかかるのが、病気になったときの病院代です。

保険がきかないので、一回の診療代でも大金が必要となってきます。

急な出費も考慮し、毎月お金に余裕がないと飼うことはしんどいです。


他には、温度管理でエアコン代も高くなるため、光熱費も上がります。

これらに加え、ペットのしつけがなっていないとフローリングや壁を傷つけるため、退去の時に費用がかかります。

2-2. 毎日お世話する時間を確保する必要がある

毎日しないといけないペットのお世話は色々あります。

ごはんをあげる、水を変える、ペットシーツを変える、散歩に行く、病院に連れていく、遊んであげる…などです。

特に子犬のうちは目を離せないため、お世話に必要な時間が増えます。

ごはんをふやかしたりと、ひと手間加えないといけないこともあります。


子犬でなくても環境に慣れるまでは特に手がかかり、急に体調を崩してしまうこともあるので見守る時間が必要です。

命を守るための時間なので、ペット好きの人にとっては当たり前だと考える人も多いと思います。

2-3. 気軽に家を空けられなくなる

長時間の外出や、旅行に行くことがむずかしくなります。

近所に実家や、預けられる人がいれば頼ることができますが、お世話に慣れている人がいないと、気軽に預けられないのが現実です。


ペットホテルや動物病院での預かりもありますが、費用が高いこと、事前に予約が必要なこと、365日預かりが可能なわけではないことを考慮するとハードルが高いです。

ペット自身が環境の変化でストレスが溜まったり、病気になることもあるのでなるべく避けた方がよいかもしれません。

3. 一人暮らしは小型犬が絶対おすすめ


一人暮らしで犬好きの人には、小型犬をおすすめします。

まずペット飼育可能な物件でも、小型犬のみのところがほとんどだからです。

大型犬は広いスペースでないと飼うことができませんし、賃貸の場合吠える声が大きく、動く音も大きいため環境に適していません。

他にも小型犬のおすすめポイントをご紹介します。

3-1. 広いスペースが必要ない

小さいケージで飼うことができ、体が小さいため広いスペースが必要ありません。

一人暮らしだと生活スペースが広くない場合が多いため、狭いスペースでも飼うことのできる小型犬を選ぶのがいいでしょう。

3-2. 毎日の散歩が不要

小型犬は体が小さいため、家の中を歩いているだけでも運動になります。

犬種によっても違いますが、心臓が小さいためむしろあまり運動させないほうがいい場合もあるみたいです。


仕事など何かと忙しい一人暮らしですが、毎日散歩しなくていいのは助かります。

けれど全く散歩しないと小型犬もストレスが溜まったり、運動不足になって元気がなくなってしまうことも…。

何日に一回など散歩する日を決め、一緒に散歩を楽しむのがいいですね。

3-3. お出かけに連れていきやすい

ドッグカフェやドッグランなど、小型犬と一緒に出かけることのできる場所は多いです。

犬連れOKのカフェ、ショッピングモールも増えていますので、持ち運び用のケージを用意すれば気軽に出かけられやすいでしょう。


ホテルや旅館も小型犬OKのところがあり、旅先をペットと一緒に楽しむことができるため思い出となります。

当然移動に必要な電車や車も、連れていきやすいです。

普段ペットに慣れていない人も、小型犬なら怖がる人が少ないため嫌な顔をされづらいのもメリットだといえます。

4. おすすめの犬種


一人暮らしで飼いやすい小型犬の犬種はいるのでしょうか?

犬種によって特徴はさまざまですが、犬種別に理由をご紹介します。

4-1. トイプードル

どんな環境でも暮らすことができるといわれています。

環境の変化に慣れやすいので、一緒にお出かけや旅行も楽しめそうですね。

あまり吠えず、抜け毛や体臭が少ないためご近所トラブルやお世話をしやすいでしょう。

頭がよくてしつけしやすいため、初心者でも飼いやすい犬種です。

4-2. マルチーズ

毛が抜けやすくなる時期がないため、抜け毛が少なく掃除が楽です。

とても頭がよく、しつけがしやすいため飼いやすい犬種です。

寂しがりやで甘えん坊なので、たくさんスキンシップをとりたい人にもおすすめです。

4-3. ヨークシャーテリア

とても頭がよく、しつげがしやすいので飼いやすい犬種です。

体が特に小さく、散歩の必要が小型犬の中でも少ないためインドアな人におすすめです。

抜け毛の処理がしやすく、掃除が楽です。

4-4. チワワ

体が小さく、運動量・食事量が少ない犬種です。

よく吠えるので、しつけをしっかり成し遂げることができる人におすすめです。

成長しても小さいので、いつまでも子犬のような見た目をしており可愛いです。

5. まとめ


一人暮らしの人におすすめの小型犬についてご紹介しました。

一人暮らしでも条件さえ揃えば、ペットを飼うことはできますし、小型犬は飼いやすいペットです。


飼う前には必ず犬種や、飼育方法についてリサーチし、初期費用やその他かかる経費も用意した上で「死ぬまで面倒を必ず見る」という責任を持って飼ってあげてください。

お互いが幸せに暮らすことを考えてあげるのが、飼い主の責任です。


仕事や日々の暮らしでの疲れを癒してくれる存在のペット。

一人暮らしをより楽しくしてくれる癒しの小型犬と、ぜひ新しい生活を送ってみてはいかがでしょうか。