【入門編】今最も人気な言語、pythonについて一挙解説!

公開日: 2019/11/21
pythonは現在注目を集めているプログラミング言語です。
しかしプログラミング初心者の方からしたら、何が理由で人気なのか良く分からないですよね。

そこで本記事では、pythonがなぜ人気なのかを解説していきます。
pythonを扱うプログラマーの給料の相場、pythonのメリット・デメリットにも合わせて触れていきますね。

本記事を読めばpythonの入門的なことはだいたい分かるようになっています。

1. pythonとは?

pythonとは1991年に開発されたプログラミング言語です。
pythonは以下の2つの目的を実現するために開発されました。

・コードの可読性を高める
・コードの分量を少なくする

1-1. コードが読みやすくて簡潔

pythonはコードの可読性を重視して作られた言語です。

pythonは記述ルールが厳しく、ルールに沿ってないコードでは動いてくれません。
そのためpythonのコードはある程度共通化され、他の人が見ても読みやすくなります。

対してphpなどの言語は、書き方がそこまで固定されておらず、他の人のコードが読みにくいときがあります。

pythonは書かなければいけないコード量も少ないです。
そのため他言語に比べてすっきりとした見た目になります。

1-2. 環境構築が簡単にできる

プログラミング初心者にとって最初の壁が、プログラミングをするための環境を構築することです。
特にJavaは主要言語であるにも関わらず、環境構築が大変で挫折する人が多くなっています。

しかしpythonを動かすための環境構築は、非常に簡単です。
初心者にも優しい言語となっております。

1-3. AIを始め、様々なことに利用可能

pythonはどのOSでも動かすことができるため、様々なことに利用可能です。

AI以外にも、

・webアプリ開発
・ゲーム
・デスクトップアプリ
・データ解析

などに使うことができます。
こうした汎用性の高さも人気の理由でしょう。

2. pythonを使うデメリット

pythonを使うデメリットについても挙げていきましょう。
万能なプログラミング言語は存在せず、必ずなにかしら弱点があります。

これらのデメリットは、初心者の内は意識することは少ないのもあります。
しかし慣れてきてもっと高度なことがやりたくなってくると、だんだん気になってくるものです。

2-1. コードを自由に書くことができない

pythonのコードはある程度共通化されていますが、裏を返せば自由なプログラミングができないということです。
制約が厳しく、ルール通り書かないと動かないため、ストレスを感じる人もいるでしょう。

特に他の言語からpythonに乗り換えた人は、ルールの多さに慣れるまで大変かもしれません。

2-2. 日本語で解説されたサイト・本が少ない

pythonは他言語に比べ、日本語のドキュメントが少ないです。
入門的な内容を網羅したサイトはあるのですが、応用編を纏めた日本語のサイトや本は少ない印象を受けます。

pythonは世界では注目を集めていますが、日本ではまだそこまでホットではない言語です。
今後増えてくると推測されますが、現時点では参考になるドキュメントの少なさは否めません。

2-3. 処理速度が遅い

他の言語に比べると、pythonは処理速度が少し遅いです。
処理速度が遅いと、計算に時間がかかったり、アプリの動作が重くなったりします。

初心者の内は処理速度に拘る必要はありません。
よりユーザーの満足度を満たすサービスを目指すのであれば、速度が障害となる可能性はあります。

3. まとめ

本記事ではpythonの入門的なことについて纏めました。
これからpythonの勉強をしたい人、プログラマーになりたい人は、これらの基礎知識を頭に入れておいて下さいね。

pythonは今後も伸び続ける言語です。
是非pythonを覚えて、プログラマーへの第1歩を踏み出してみましょう!