30代でフリーターのまま歳を重ねると将来陥りやすいリスク5選とは?そのまま正社員になりやすい業種もご紹介

公開日: 2023/6/30
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将来に不安を感じることは、誰にでもあります。

特に、30代に入ると周りとの収入の差など、生活の差を感じたりと現実がよく見えてきます。

現在20代でフリーターという働き方をしていると、30代になってもフリーターのままな気がして、将来に不安を感じている人はいるのではないでしょうか?


結婚し、子どもが産まれて家族が増える人も多くでてきます。

フリーターのままだと収入が不安定のため、結婚にもなかなか踏み切れないと思っている人や、中には将来が不安で恋人との別れを選んだ人もいるかもしれません。


今回は、30代でフリーターでいた時のリスク5選と、そのまま正社員になれるような業種や、独立できる可能性がある仕事も合わせてご紹介します。

現在フリーターで将来への不安を感じている人は、ぜひ読んでみてください。

1. フリーターが陥るリスクとは


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フリーター生活は、自由で楽しい面もありますが、同時に多くのリスクに陥ります。

以下で、そのリスクについて詳しく解説していきます。

1-1. 収入が少ない

フリーターの最大のリスクは、安定した収入が得られないことです。

アルバイトやパートタイムでは、一定の時間働いたとしても、ボーナスがないためその収入は正社員と比べて少ないのが一般的です。

収入が少ない中、年金や社会保険なども自分で払っていかなければいけません。

その金額は、普段から生活費など、切り詰める必要があるほどの金額になります。

さらに、体調不良や病気などで働ける時間が減ったり、職を失ったりするとその影響は大きく、生活がどんどん苦しくなっていく可能性があります。

1-2. 社会的な信用度が低い

フリーターは、一般的に社会的な信用度が低く見られがちです。

特に、住宅ローンやクレジットカードの審査など、信用情報が重要となる場面で不利になることがあります。


これは、フリーターの収入が安定していないと見なされ、返済能力が疑われるためです。

一人暮らしをしている人にとっては、物件によって契約できない場合もあるため大きなダメージとなります。

1-3. 雇用が不安定

フリーターの雇用は不安定で、会社の経営状況や業績によってはすぐに解雇される可能性もあります。

また、特に派遣では契約更新の際に「更新しない」と判断され、契約終了となるリスクもあります。

1-4. 専門スキルを身に着けにくい

フリーターとして働いていると、専門的なスキルを身に着ける機会が少ないです。

これは、短期間で仕事を変えることが多いことや、繁忙期だけの雇用など、専門性を要するような仕事につく機会が少ないからです。

その結果、キャリアアップするために必要なスキルや、経験を得ることがむずかしくなります。

1-5. 年齢を重ねるにつれて正社員求人が少なくなる

年齢を重ねると、正社員としての求人は少なくなります。

特に、未経験からの業界転職はむずかしく、フリーター生活を長く続けていると、求人の選択肢が狭まる可能性が高いです。

厳しいですが、やりたい業界の職種ができたとしても、履歴書で落とされて面接さえ受けることもできないなんてことも、十分にあり得ます。

2. フリーターから正社員になりやすい業種とは


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一方で、フリーターから正社員になりやすい業種も存在します。

以下に、特になりやすいと言われている業種をご紹介します。

2-1. 飲食業

飲食業界では、一部の専門的な職種を除いて、経験やスキルがなくても働くことができます。

居酒屋、レストラン、カフェ等、パートから始めてその後正社員として働くことが可能な場合もあります。

2-2. 接客・販売業

接客や販売の職業も、フリーターから正社員への道があります。

特に、大手のアパレルショップやデパートでは、パートタイムでの経験を活かして正社員へ昇進するチャンスがあります。

2-3. 介護職

超高齢社会の日本では、介護職は非常に需要が高い業種です。

人手が足りないため、求人も常に多く出ている職業です。

専門的な資格が必要な職種もありますが、資格取得を支援する制度を持つ企業も多く、フリーターから正社員へとステップアップすることが可能です。

2-4. 建設業

建設業もまた、一部の専門職を除けば、フリーターから正社員への道があります。

こちらも需要が高く、体力があれば誰でも始められるという面では、良い選択肢と言えるでしょう。

2-5. IT業界

 IT業界は、スキルがあればフリーターからの転職がしやすい業種の一つです。

自宅で学べるプログラミングスキル等を身につけることで、フリーランスや正社員として働く道が開けます。

専門性の高い職種のため、独立できる可能性もあるかもしれません。

3. 本気で正社員を目指すなら就職エージェントを活用しよう


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本気で正社員を目指すのであれば、就職エージェントの利用を検討すると良いでしょう。

専任のエージェントがキャリアをサポートしてくれ、自分に合った職場を見つける助けとなってくれます。

正社員になるために必要な履歴書や職務経歴書の添削や、面接の練習にも応じてくれるため、一から自分でやるよりもハードルが低いです。


フリーター生活には多くのリスクが伴いますが、それでもやりがいを感じる人もいます。

しかし、その生活を続けることで将来的に得られる選択肢が少なくなることを理解することが重要です。

選択肢が少なくなるということは、得られる収入も少ないままということです。

正社員になりたいと考えるなら、早めに行動を起こすことをおすすめします。

4. まとめ


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今回は、30代でフリーターでいた時のリスク5選と、そのまま正社員になれるような業種や、独立できる可能性がある仕事を合わせてご紹介しました。

フリーターを続けることは可能ですが、30代に差し掛かると直面するリスクも高まります。

リスクをまとめると、以下の5選です。

・収入の不安定さ

・社会的信用度の低さ

・雇用の不安定さ

・専門スキルの獲得困難さ

・年齢を重ねるにつれての正社員求人の減少


読んでいると、ますます不安になってきますよね。

だからこそ、フリーターから正社員への道を模索することは、自身の将来の安定とキャリアアップにとって大切なステップとなるでしょう。


飲食業、接客・販売業、介護職、建設業、IT業界は、特にフリーターから正社員への転身がしやすい業種とされています。

それぞれの業界で、自分の能力と適性を最大限に活かすことができるよう、さまざまな経験を積みスキルアップすることをおすすめします。


さらに、就職エージェントを利用することで、自身のキャリアを専門的にサポートしてもらいながら、適切な職場を見つける手助けを受けることが可能です。

これは、自分に合った業種がわからない等キャリア形成における具体的な道筋が見えづらい人にとっては、特に有効な手段といえます。

フリーターのまま年を重ねることのリスクを理解し、生活のためにも将来を見据えた行動を早めに取ることをおすすめします。

不安や心配をなくすことで、今より生活も良くなり気持ちも楽になります。

落ち込むこともあるかもしれませんが、日本はまだまだ人手不足な業界や、専門的なスキルさえあれば求人数が豊富にある仕事がたくさんあります。


行動すれば必ず良い方向に進んでいくため、大丈夫です!

安定した仕事に就けるよう、この記事を活用いただけると嬉しいです。