【初めての就活大歓迎】職歴なし未経験でも就職しやすい職種3選と年収の相場をご紹介!

公開日: 2023/1/20
今まで正社員で働いてこなかった人の中にも最近の情勢で将来に不安を感じ、正社員で働きたいと考える人も多いのではないでしょうか。

しかし、今まで正社員で働いたことがない方の中には「どんな仕事が自分には向いているのか」「職歴なしで採用される仕事はあるのか」と悩む人もいると思います。

そこで今回は職歴なしでも働きやすい職種とその仕事内容、年収などを見ていきます。

1. 職歴なしでも就職しやすい職業とは

「職歴なしだと就職するのは難しいのでは」と考える人も多いのではないでしょうか。

たしかに職歴がある人よりは就職する難易度はあがります。

しかし職種によっては職歴なしでも就職しやすい職業があります。


その特徴として、人手が足りていない仕事、AIなどでは対応できない仕事というのがあげられます。

その代表的な職種として営業職、介護職、ITエンジニアがあげられます。それぞれの職種について詳しく説明していきます。

2. 営業職とは


営業職とは、自社の商品やサービスによって顧客の願望に応えたり、課題解決できることをアピールして、自社の商品やサービスの契約につなげる仕事のことです。

営業が契約を取り付けて商品やサービスを提供することで売り上げが発生するので企業にとって必要不可欠な職種です。


営業職と聞くとお客様と直接会って対面で話すことをイメージする人が多いと思います。

しかし、営業職には対面で話す以外にも電話で会う約束を取り付ける「テレアポ」や、電話やメールだけで契約につなげる「インサイドセールス」などの種類があります。

対面で人と会って話すことが苦手という人はテレアポやインサイドセールスがおすすめです。


自分の好きなことや得意なことがあり詳しい知識がある人はその業界に関する営業職にチャレンジすることで、自分の得意を生かすことができるというメリットがあります。

2-1. 営業職の種類は?

営業職にはいくつかの種類があります。

一つ目は法人営業です。

法人営業とは企業を顧客として営業活動を行います。

取り扱う商材は自動車や電化製品などの有形商材以外にも、保険や広告求人情報などの人材系商材、IT関連や金融関連などの無形商材などの様々です。

法人営業は経営者などにプレゼンを行うこともあるため、商品知識だけでなく業界への知識、プレゼンスキルなどが必要になります。


法人営業と反対に一般消費者や家庭を顧客として営業活動を行うのが個人営業です。

個人営業では法人とは違い顧客個人の判断が購入の決め手となるため、顧客と信頼関係を築くコミュニケーションスキルや人柄の良さが求められます。

2-2. 営業職の年収はどれくらい?

営業職の年収は営業職全体でみると平均480万円~560万円と言われています。

1か月の給料でみると30万円~32万円が多い傾向です。

年収、月収ともにほかの職種と大差ありませんが、営業職には「歩合制」が設けられている場合が多くあります。

「歩合制」とは営業成績により基本給にプラスして給与が支払われる成果報酬制度のことです。

年齢や今までのキャリアに関係なく成果が出せれば多くの給料をもらえる可能性があります。

3. 介護職とは


高齢者の食事介助や入浴介助、排泄介助、移乗介助などの身体介助と、掃除や洗濯、買い物などの生活介助を行う仕事です。

ほかにも施設で勤める介護職の場合はレクレーションの企画、実施、介護記録の作成など幅広い業務を行います。

高齢化が進む日本では常に人手が不足しており、採用されやすい職種といえます。


介護職は体格の大きな高齢者を支えることもあります。

夜間勤務などがある場合もあるため体力的にきついと感じる人もいるでしょう。

また、排泄の処理なども行うためとても大変な仕事です。

しかし、大変な分やりがいを感じることができるため、「人のために働きたい」と考えている人には向いている職種です。

3-1. 介護職の種類

介護士の種類は大きく分けて三つあります。

一つ目は介護士です。介護士の主な仕事は生活援助や日常生活のサポートなど身体介護です。

老人ホームやデイサービス、訪問介護ステーションなど幅広く活躍できます。


二つ目はホームヘルパーです。

ホームヘルパーは要介護者の自宅を訪問する介護士です。

一般的な買い出しの業務に加え通院介助を行う点が介護士と異なる点です。


三つ目はケアマネージャーです。

ケアマネージャーとは老人ホームなどの利用者の状況に応じた介護サービスが受けられるようケアプランを作成する仕事です。

利用者とその家族、介護士、病院との連絡調整も行い、必要に応じてケアプランの変更を行います。

介護士とホームヘルパーは現場で働くことが多いですが、ケアマネージャーはデスクワークが中心の仕事です。

3-2. 介護職の年収はどれくらい?

介護職の年収は平均で約430万円ほどです。

1か月の給料だと約30万円~32万円になります。

以前は「介護職は給料が低い」というイメージがありましたが、以前より徐々に上がっておりほかの職種と変わらない給料になりました。

介護職は介護福祉士やケアマネージャーなどの資格を取得することで昇給することがあるため、介護職で働いて給料を上げたいという人は資格取得がおすすめです。

4. ITエンジニアとは  


ITエンジニアとはパソコンを動かすためのシステムを設計する職種です。

ITエンジニアと一言にいっても様々な種類があり、システムエンジニアやプログラマー、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなどがあります。

それぞれに仕事内容が全く異なり、専門的な知識が必要になります。

ITエンジニアは集中して作業を行うことが得意で、作業の効率化を考えて働ける人に向いています。

また、ITエンジニアと聞くと「理系じゃないから無理だ」と考える人もいるかと思いますが、自ら学ぶ姿勢があれば文系でも活躍できる職種で今後もさらに需要が見込まれる職種といえます。

4-1. ITエンジニアの種類

ITエンジニアは多くの種類に分かれています。その中でも代表的なものを四つ紹介します。


一つ目はシステムエンジニアです。

システムエンジニアは顧客の要求に応じたシステムの構築、設計をすることが主な仕事内容です。

顧客の要望をヒアリングし、どのようなシステムを求めているのかを把握します。その後システムの設計を行い、テストをして顧客の要望通りのシステムが作成できているかを確認します。

やり直しを減らすためにも顧客へのヒアリングで要望をしっかり聞き出す必要があるため、コミュニケーション能力も必要になります。


二つ目はプログラマーです。

プログラマーはシステムエンジニアが作成した設計書をもとに効率の良いプログラムを作成する仕事です。

設計書通りに作成してもテストの段階で不備が発生する場合があり、これを修正するのもプログラマーの仕事です。

案件に必要なプログラミング言語が使えることはもちろん、テストなどの品質管理の知識も必要になります。


三つ目はネットワークエンジニアです。

ネットワークエンジニアは目的や規模に合わせた適切なネットワークの設計構築から、運用や保守まで行います。

不正アクセスから守るためのセキュリティ対策や、ネットワークに障害が発生した際に原因を見つけ復旧させることもネットワークエンジニアの仕事になります。


四つ目はウェブエンジニアです。

ウェブエンジニアとはウェブサイトやウェブサービスのシステムに特化した設計、構築、運用、保守を行う仕事です。

利用者のニーズを意識したサービスシステムの開発が求められます。


このほかにもITエンジニアには様々な種類があるため、自分の得意な分野を選び、生かせる職種を選ぶことができます。

4-2. ITエンジニアの年収はどれくらい?

ITエンジニアの年収は約450万円で、エンジニアの種類によっても変わってきますが、他業種よりは全体的にほかの職種より高い給料となっています。

また、ITエンジニアはこれからも需要が高まっていく業種なので、自分のスキルを上げていくことで年収を上げていくことが可能な職種です。

5. まとめ

今まで正社員として働いたことがなくても就職することは可能です。

特に書かれている職種は人手が足りなかったり、これからさらに伸びる職種なので、職歴がなくても就職しやすい職種です。

正社員での就職を目指すにはまず自分の得意なことや好きなことから向いている業界を選び、自分の特性を生かした就職活動を行うことが大切です。