【新卒向け】就活面接時に聞かれて困った質問集

公開日: 2022/11/11
就活をしている大学生のみなさん、面接対策は思うように進んでいますか。

最近の面接では、その人の人柄を把握するような内容が多く、上手に答えられずたじろぐ人も多いのではないでしょうか。

返答に困るような質問をする面接官も増えており、なかなか答えられず頭が真っ白になったという経験がある人もいるでしょう。

この記事では、返答に困る質問の内容10選と上手く回答するコツを解説します。

1. なぜ返答に困る質問をするのか?

面接官はなぜ返答に困る質問をするかというと、面接者が質問の意図を正しく理解し、黙ることなく落ち着いて回答できるか判断するためです。

また、直感的な回答は面接者の人柄をよく現しているため、その人の人柄や性格を見抜くためにわざと困るような質問をする場合もあります。

面接時によくある質問だけではその人の頭の回転の速さや人となりが見えないため、あえて難しい質問をしているのです。

2. 変わった質問10選

採用面接時の変わった質問はたくさんありますが、この記事では以下の10個の質問について解説します。

どの質問も瞬時に答えられる内容ではないので、あらかじめ大まかな回答は考えておくといいでしょう。

困難を克服した経験談はありますか?

困難な状況を克服した経験はあるかという質問は、面接者の努力の経験や人間性を判断するための質問です。

自分の実体験をもとに、なぜ困難だと感じたのか、さらに克服するために自分でどのような努力をしたのか説明しましょう。

さらに、困難を克服したことで何を学び成長したのかを忘れずに説明してください。


例えば勉強や資格取得、部活の厳しい練習など自分の中で大変だったことを思い出し、一生懸命励むことでどのような成果があったかを事前に書き出してみるといいでしょう。

経験談についてひとつだけ注意点があり、なるべくネガティブな内容にならないように注意しましょう。

面接時にはあくまで自分の成長した点をしっかり伝えるように工夫してください。


自分を動物に例えるとしたら?

自分を動物に例えるといった内容の質問は、面接者が自分のことを客観的にどう見ているかを知るための質問です。

質問に答える際は、ただ自分を例える動物を挙げるのではなく、なぜ似ていると思うのかエピソードを追加しましょう。


例えば自分を猫に例えるのであれば、冷静な性格でありマイペースに物事を進めるため自分は猫のような人物だと思う、などと説明しましょう。

実際のエピソードや自分を客観的に見た意見を加えると面接官にアピールすることができます。

どの動物なら正解という内容の質問ではないので、事前に自分自身としっかりと向き合い回答を用意しておきましょう。


もし100万円あったら何に使いますか?



もし100万円あったら何に使うかという質問は、面接者の価値観や人柄を垣間見るための質問です。

このような質問には明確な使い道と目的を説明するようにしましょう。

単に貯金に回す、奨学金の返済に使うなどでは面接官は納得してくれません。

例えば海外旅行に行くという使い方でも、グローバルな視点を身につけるために留学をしたいなど、自分にとってプラスになる明確な理由を述べましょう。

ただし、自分の趣味に走りすぎた内容やギャンブルなどに使うなどの回答は避けてください。


無人島に道具を一つ持っていくとしたら?

無人島に道具を一つ持っていくとしたら何を選ぶかという質問は、面接者のトラブルに対するとっさの対応力を判断するための質問です。

この質問にはナイフや飲料水と答える方も多いでしょう。

実際にナイフであれば木の枝を切り、道具を制作することもできますし、非常時には武器としても使用できます。


このように明確な答えと選んだ理由をセットにして受け答えができるように回答を用意しておきましょう。

選んだ理由については直感的ではなく、論理的な理由を考えるようにしましょう。


10年後、日本はどう変わっていると思いますか?

10年後、日本はどう変わっていると思うかという質問は、面接者の時事問題に対する知識と自分の考えを聞き出すための質問です。

現在の日本は少子高齢化が進んでおり、10年後はさらに少子化が進んでいるでしょう。

若い労働力が減りシニア世代の労働者が増える中で、どのように自身が企業で働いていけるか考えてみてください。

例えば、社会人となっても勉学を続けマルチなスキルを身につけて、御社で多方面な仕事を行うことで減少した労働力を補いたいなど明確なプランと理由を説明しましょう。


親友の長所を教

3. うまく受け答えをするコツとは

思いもよらない質問を受けたときに、うまく受け答えをするコツは2つあります。

ここからは聞かれて困る質問に対して受け答えをするコツについて詳しく解説します。


慌てず冷静に答える

予想もしていなかった質問を受けると頭が真っ白になりがちですが、慌てず冷静に答えるようにしましょう。

可能であれば面接官に「少々考える時間をいただけますか?」と聞いて、一度冷静になり質問の回答を考えることも重要です。

面接官の中には、冷静に対応できる能力があると高く評価してくれる場合もあります。

黙り込んでしまい何も答えられなくなってしまうことだけは避けましょう。


自分の熱意をアピールすることを忘れずに

とっさに考えた回答でも、自分の熱意をアピールすることは忘れないようにしましょう。

面接は自分のことを最大限にアピールできる場ですので、どの質問の回答でも自分の熱意を伝えるようにしてください。

自分の実体験をもとに、入社後はどのように活躍できるか説明しましょう。

4. まとめ

採用面接で聞かれて困った質問10選を紹介しました。

どの質問も瞬時に回答できるような内容ではないので、事前に回答は用意しておきましょう。

急に思いもよらない質問を受けても冷静に考えて回答するように心がけてください。

さらに自分をアピールできる内容を回答できれば、面接官に好印象を与えることができるでしょう。