就活で大切な応募書類の書き方のコツとは?また志望動機や本人希望、趣味特技、その他に書くと効果的な内容について!

公開日: 2022/8/12
これから就職活動に向けて応募書類を書いている方やどんな内容を書こうか悩んでいる方が多いと思います。

また、複数の企業に応募する場合には、複数の志望動機も用意する必要があり、上手く書き上げることが難しいです。

そこで今回は、就職活動に向けて応募書類を書いている方や、志望動機やその他のフリースペースの書き方に悩んでいる方に向けて、応募書類の書き方やコツについて紹介します。

1. 志望動機の書き方


企業は応募書類の中でも志望動機の蘭をよく見ています。

会社の特徴や事業内容などを並べてまとめたような志望動機を書く方は多いため、そういった内容では、応募先に良い印象を残すことができません。

まず最初に、志望動機の書き方のコツについて2つ紹介します。

1-1. なぜその企業でなければならないのかを書く

労働環境や業種、事業内容などを志望動機に書く方は多いですが、それらの理由は多くの場合、その企業以外にも通用する内容になってしまうことがあります。

そのため、企業はあなたが自社に入社する必要性を感じることなく、あまり良い印象を与えられません。

そのため、企業の理念や文化、事業の目的やこだわりなど、具体的でコアな部分を取り入れて、志望動機を書くことが効果的です。

これらの部分はあまり他の企業と被ることがなく、応募企業をしっかり調べたというアピールにも繋がります。

1-2. 志望理由には必ず根拠をつけよう

志望動機で書くことが決まったら、「なぜその部分に魅力を感じたのか?」という根拠を明確に書きましょう。

ただ、「企業理念に感銘を受けたから」だけでは、テンプレートのようになってしまい、良い印象を与えられません。

そのため、しっかりと、企業理念に感銘を受けたなら、「なぜ感銘を受けたのか?」「他の企業と何が違うのか?」などの根拠となる部分も明確に書きましょう。

より具体的な根拠を書くことができれば、入社したいという強い気持ちが伝わります。

2. 本人希望欄の書き方


本人希望欄には、給料や勤務地、勤務時間や部署などの働く上での希望を書くための欄として扱われています。

しかし、実際に自分の希望をそのまま書き込んでしまうと、書類選考を突破することが難しくなってしまいます。

続いては、本人希望欄の書き方のコツについて2つ紹介します。

2-1. 「貴社の規定に従います」がベスト

給料や勤務地、勤務時間や部署などの働く上での希望がある場合でも、絶対に伝えなければいけない希望でない場合は、「貴社の規定に従います」と書くことをおすすめします。

書類選考を突破して、順調に面接を続けていると、人事部の方や面接官の方と直接、仕事に関する希望を尋ねられたり、交渉する場面があります。

本人希望欄で書くよりも、そういった場面で、直接話し合ったほうが、希望が通りやすく選考も進みやすいです。

応募書類はまず書類選考を突破することを考えることが大切です。

2-2. 希望職種や勤務時間など、どうしても譲れない部分は理由を添えて記載する

「自分がどうしても働きたい職種」や「家庭や健康面の問題で勤務時間を変更したい」などのどうしても譲れない部分は、本人希望欄に添えて書きましょう。

しかし、本人希望欄に書いた内容は、相手に対して強く訴えかけるようなメッセージに捉えられることが多いので、どうしても譲れない希望でない場合は、書き込まない事をおすすめします。

また、それが原因で選考から落とされてしまうことも少なくありませんので、希望を書く場合も、書き方や内容には十分注意が必要です。

3. 趣味・特技欄の書き方


応募書類の記入項目には、趣味・特技を書き込む欄もあり、多くの方が自分の普段の趣味や特技をそのまま書き込んでいることが多いです。

しかし、この欄も他と同様に、そのまま書き込まずに企業に良い印象を与えられる書き方にしたほうが効果的です。

続いては、趣味・特技欄の書き方のコツについて2つ紹介します。

3-1. 仕事に役立つものを書く

趣味や特技を面接で聞かれた時に、スムーズに答えられるように正直に書くことも効果的ですが、仕事に役立つものを書くと、さらに効果的になります。

最近では、プログラミングやデザイン、動画編集なども趣味や特技としてアピールする方も多く、企業でもそういった分野が得意な人材を多く求めている場合が多いです。

また、筋トレや特定のスポーツなども体力や継続力、精神力などをアピールすることができるので、効果的です。

3-2. 人柄をアピールできるものを書く

応募書類の記入欄には、自分の人柄をアピールできる欄がほとんどありませんので、趣味や特技を記入する欄を利用して人柄をアピールすることも効果的です。

人事部の方や面接官が興味を持つような趣味や珍しく楽しそうな趣味や特技なども、自分の人柄をアピールできます。

企業は新入社員を仕事以外にも、人間関係を良好に築けるかどうか?などを見ているので、そういったアピールは選考に大きく役立ちます。

そのため、人柄をアピールできるような趣味や特技がある方は、積極的に書くことをおすすめします。

4. その他特記事項には何を書く?


応募書類の中で、その他特記事項には多くの方が書くことがなく、悩んでいることが多いです。

また、実際に書くことがない場合は、特記事項なしと書いても問題はありません。

最後に、その他特記事項に書くと効果的な内容について2つ紹介します。

4-1. 連絡のつかない時間帯

就活生は、面接や内定に関する連絡や仕事をこれから行っていく上での重要な連絡事項などを受け取ることが多くなります。

そのため、そういった連絡を行う場合に、事前に連絡がつかない時間帯を伝えておき、すれ違いや不備を事前に防ぐように対策しましょう。

その他の欄にそういった情報を書くことで、面接官はそれを踏まえて、連絡を行ってくれる可能性が高いので、今後のやりとりもスムーズに行えます。

また、これらの報告をしっかり行える人材だと評価されることもあります。

4-2. 持病の有無など、働くうえで伝えておくべきこと

持病やケガなど、健康的な問題で仕事に支障をきたしてしまう場合や、仕事で迷惑をかけてしまう可能性がある場合は、そういったことを具体的に伝えておきましょう。

それらが原因で選考を落とされてしまう場合もありますが、伝えずに企業に迷惑をかけてしまう可能性もあるので、しっかりと伝えておくことをおすすめします。

内定後、体調や健康の問題でできない仕事が増えたり、出勤できないなどのトラブルが発生してしまうとお互いに手間がかかります。

そのため、必ず伝えるようにしましょう。

5. まとめ


就職活動をする中で、1字面接を受けるためにも書類選考を突破することはとても大切です。

しかし、応募する企業に効果的な応募書類の書き方を意識していないと、なかなか突破できない場合があります。

そのため、これから就職活動で応募書類の書き方に悩んでいる方や、なかなか書類選考を突破できない方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみることをおすすめします。