【コーチング超初心者向け記事】これからコーチングを始めたい人向け!何から始めればいいのか?給与の水準は?基礎情報を解説します!

公開日: 2024/1/26

コーチングは相手に寄り添い、相手の目標達成をサポートするための仕事です。

コーチングを行うために特別な資格は必要なく、また少ない稼働時間でも仕事として取り組むことができるため、副業にも向いているビジネスと言えます。

「コーチングに興味がある」
「コーチングで副業を始めてみたい」

そう思っている方もいますよね?

でもコーチング初心者にとってはコーチングの始め方や収入面など、不安要素も少なからずあるでしょう。

この記事ではコーチング初心者でもわかるコーチングの始め方、収入水準などコーチングの基礎情報について解説していきます。

1. コーチングとは?


コーチングとは、コーチがクライアントの目標達成のためその理想とする未来へと導き、サポートしていくことです。

コーチングではクライアントの現状と理想のギャップを解消するために、相手に適切な問いかけを行い信頼関係を築きながら、クライアントが自分の目標に向かって自発的に行動ができるように手助けをする必要があります。


そのためコーチをする側は相手の話をただ聞くだけでなく、目標達成までの道筋の把握や傾聴のコツなど、知識以外にもコミュニケーション能力などの技術が要求されるのです。

2. コーチングの収入水準はどの位?


コーチングを本業としている方もいますが、コーチング自体は1〜2時間の内容のものが多いため、副業としても取り入れやすいと言えるでしょう。

様々なコーチングがありますが、セッションの平均時間は1回30分〜60分、単価にすると1時間当たり3,000〜1万円と金額にはかなり差があります。


例えば、1回(60分)5,000円のセッションを週4人まで受け入れたとします。

すると週で20,000円、1か月で80,000円の収入が入る計算となります。

対応できる顧客数や時間数は人それぞれ違うため、自分が可能な稼働時間を割り出して考えてみると良いでしょう。


また1回のセッションの価格は、相場の料金と足並みを合わせる必要はありません。

類似サービスとの差別化を図るため、自分の経験やスキルで価格を変えていくことも可能となります。

3. コーチングを始める前にやっておく4つのこと


これからコーチングを始めようと思っている方は、まずは前もってやっておくことがいくつかあります。

不安なくコーチングで副業を始めるためにも、しっかり準備をしておきましょう。

3-1. コーチングについて学ぶ

まずはコーチングについての知識を会得しましょう。


コーチングは「クライアントの疑問に対する答えを知っている」という前提で行われます。

自分が相手に答えを差し出すのではなく、相手に答えを気付かせることが大切です。


コーチングの基礎知識を習得するためには、書籍やインターネットで情報を収集する方法がありますが、コーチングについて一番学べる手段は「自分自身がコーチングを受けてみる」ということです。

実際に自分がコーチングされることで、コーチングとはどのようなものか、セッションの流れや必要なスキルについて、体験を通して身につけることができるでしょう。

3-2. 内容を決定する

自分がコーチングを通して相手にどのような価値を提供できるのか、コーチングの内容を決める必要があります。

ひとくちにコーチングといっても挙げられるテーマは様々です。

  ・ビジネス
  ・人間関係
  ・お金
  ・ライフスタイル
  ・恋愛
  ・勉強
  ・スポーツ
  ・メンタルヘルス
  ・キャリアデザイン
  ・子育て  など


コーチングの内容は非常に多く、いざ決めるとなっても迷いが生じてしまうかもしれません。

基本的には自分の得意なことや経験がある内容から選ぶことをおすすめします。

3-3. 細かいジャンルを決める

内容が決まったらさらにこまかいジャンルを決めていきましょう。

例えばビジネスと言っても、営業や接客、スキルアップ、部下教育、転職などそれぞれ抱える悩みは多岐にわたります。


どの悩みをコーチングするかによって内容も変わってくるため、自分の経験や強みを生かせるジャンルを見極めることが大切です。

自分の得意とする知識、達成できたこと、克服してきた経験など、相手に対してどんな未来をコーチングできるのかをイメージしてみると良いでしょう。


自分の対象となるクライアントが明確になれば、何に重点をおいてコーチングをしたらよいかがわかってきます。

クライアントに共感してもらえるジャンルを選ぶことで、自分も自信をもってセッションに望むことができ、相手からの信頼も得やすくなるのです。

3-4. 目標を決める

ジャンルが決まったら、目標とする額を決めていきます。

収入額の目標がわかれば、そのために必要な仕事量が計算でき、自分のやるべきことも見えてきます。

1年間でどの位稼ぎたいのか、1か月、1週間、1日と順を追って目標を設定してみてください。


また収入目標も大切ですが、何より重要なのはクライアントの満足度です。

「クライアントのために何かしてあげたい」「幸せになってもらいたい」という気持ちが強い人ほど、結果的にクライアントを多く抱えることができ、収入にもつながってくるでしょう。

4. コーチングの練習をしてみる


コーチングを実際に体験したり、書籍などで知識を入れたとしてもすぐにコーチングができるようになるわけではありません。


まずはコーチングの練習をする必要があります。

例えば、家族や友人、友人の知人などに協力してもらい実際にコーチングをしてみましょう。


その際フィードバックをしてもらい、良かった点や改善点について意見してもらうようにします。

自分では気づかない話し方の癖や問題点なども浮き彫りになってくるかもしれません。


5. コーチングで大切なこと


実際にコーチングをしても始めのうちは、集客面などなかなか上手くいかない方もいるかもしれません。

クライアントは何か目的や目標があって、コーチングを受けたいと思っています。

副業とはいえ、プロ意識をもってクライアントに対し真剣に取り組んでいく必要があります。

5-1. 自分にしかできないサービスを見つける

世の中には多くのコーチングサービスが存在します。

その中で自分を選んでもらうためには、自分の強みや自分にしかできない事をサービスにしていく必要があります。


コーチングの内容が稚拙では評判が上がらず、口コミ等での新規クライアントも獲得しづらくなります。

自分のコーチング内容は魅力的なのか?リピートしてもらえる内容か?常に検討し改善していくことで質を高めていきましょう。


コーチングを始めるにあたって資格は必要ないと前述しましたが、自分に足りない部分を補う必要がある場合は資格取得は有効です。

資格があるということはその分野のエキスパートである証明にもなり、結果クライアントからの信頼にも繋がるでしょう。

5-2. 自分のコーチングをセールスする

クライアントを増やすためには、相手に自分のコーチング内容を理解してもらう必要があります。

 ・自分にしかできないオリジナルのコーチングは何か

 ・自分のコーチングを受けるとどんなメリットがあるのか

 ・相手のどんな悩みを解決できるのか


自分のコーチング内容に自信が持てたら、集客活動でもしっかり自分をアピールすることができます。


例えばSNSや自身のWebサイトなどを活用する方法もあります。

ネット広告を出したり自分を紹介する内容を工夫することで少しずつ認知度を上げることにつながるでしょう。


また友人や知人、会社仲間など様々な人にセールスをすることも集客活動に効果的です。

コーチング内容が良ければ口コミで広がっていく可能性があるため、とても有効な集客活動と言えます。

6. まとめ

働き方の多様化や個人のメンタルヘルスケアの需要も高まる中、今後もますますコーチングは注目されるビジネスとなっていくでしょう。

コーチングは自分の経験や知識、強み、得意分野を活かして仕事にすることができます。

自分の今までの経験がどんな人の役に立てるのか、まずは書籍やインターネットで情報収集をし、コーチングで副業を始める第一歩に取り掛かってみてはいかがですか。