【占いで副業!】初心者でも勉強すれば大丈夫?稼ぐにはどうやるのがいい?

公開日: 2021/7/30

占いは、今後の吉凶を導き出し、行動の指針にする方法として昔から使われてきた手法です。

現代でも、「星座占い」「干支占い」「手相占い」など様々な占いがあり、子どもの頃から慣れ親しんできた方も多いですよね。

一方で、他人に占ってもらうのでは無く、勉強した上で自分で自分のことを占えるようになった、もしくは興味は持っているがまだ占いの知識やスキルは持ち合わせていないという人もいるでしょう。

もし、自分以外の人に向けて占いをすることに興味が出てきたら、副業をするという選択肢もあります。

そこで今回は、占いを副業にする場合に知っておきたい種類や占い師のお給料、副業を始める方法について詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

1. 占いは大きく分けて3種類ある

占いに対して、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

世の中に占いはいくつも存在していますが、カテゴリとして大まかに分けると、次の3種類にまとめることができます。

  • 占星術 タロット占い
  • 水晶占い 手相占い
  • 姓名判断

占い師は占星術の中でも何かしらの得意分野を持っていることが多いので、それぞれの違いを調べた上で、自分が最も興味の惹かれるものを選ぶと良いでしょう。

1-1. 生年月日や星座から占う「占星術」

「おうし座の人は今日は1位」「みずがめ座の人は今月運勢が悪い」など、テレビや雑誌、アプリ、SNSなどを通して、日頃の運勢を占うのによく使われているのが「占星術」です。

占星術はもともと、太陽や月などの天体の動きと人間や将来とを関連付けて占う方法で、西洋占星術・インド占星術・中国占星術など、地域によって少しずつ内容が異なります。

生年月日や星座から自分の運勢を簡単に占ってもらえる無料サイトも多いため、それぞれの違いを知るために一通り占ってみると、自分のやってみたい占星術が見えてくるかもしれませんね。

1-2. 道具を用いる「タロット占い・水晶占い」

生まれにまつわる情報をもとに進めていく占星術とは対照的に、カードや水晶などの道具を使いながら占っていくようなものもあります。

例えば、タロット占いでは78枚のカードを使います。

カードそれぞれに意味があり、カードの引き方や意味さえ理解すれば、自分でやるのも比較的簡単です。

また、いかにも占い師というイメージのある「水晶占い」も、挑戦しやすい占いです。

水晶占いは実際に何かが「みえる」というよりも、水晶を眺めながら頭に浮かんできたイメージをもとにして占います。

パワーストーンとして身近なお店でも水晶の玉を手に入れることはできますし、事前に難しい知識も必要ありません。

タロットカードのようにいくつも意味を覚えるのが苦手であれば、水晶占いを選んでみると良いでしょう。

1-3. 目に見える情報で占う「手相占い・姓名判断」

意味やイメージから運勢を導き出すのは、正直難易度が高いと考えている人もいるはず。

そんな方におすすめなのが、実際にあるものを使うタイプの占いです。

代表的なのが手相占いで、自分の手を眺めながらその長さや線の見え方から占います。

手相は誰一人として同じものはなく、その人の置かれている環境や年齢によっても変化していくと考えられていますので、定期的に自分の手相をチェックしてみるのもいいでしょう。

「目に見える情報」で占えるものとして、他にも「姓名判断」があります。

赤ちゃんの名前をつける際に参考にする方も多いですよね。 姓名判断は画数を計算する占いで、五格二運(天格・地格・人格・総格・外格・家庭運・仕事運) などの観点から占っていきます。

無料で占えるサイトも多いですが、姓名判断で有名な占い師さんに名前をつけてもらいたい、もしくは改名したいと考えている方も一定数いるので、そこを目指して勉強していくのも良さそうです。

2. 占いに資格は必要?

仕事の中には資格が無いと罰せられるようなものまでありますが、街で見かける占いや、ネットでできる占いをしている方々は、何か資格を持っているのでしょうか。

2-1. 必須資格はない

結論から言ってしまうと、占いをするにあたって、絶対に必要となる資格はありません。

ですから極端な話を言えば、今日占いを始めたばかりの人が「私は占い師です」と名乗ることも可能です。

しかし、実際には何の実績や信憑性も無いと、占いをしてほしいと思う人は少ないでしょう。

何かしらのアピールポイントがほしい場合は、強みにするために資格を取る方法もあります。

2-2. 民間資格取得がおすすめ

占いのスキルや知識があることを証明したい場合、占いのスクールに通って認定証をもらう方法もありますが、仕事や育児でそのような時間はなかなか取れないという人も多いですよね。

そんな人におすすめなのが、民間の資格認定試験です。

例えば、日本占い師協会が運営している「タロットカード認定士資格試験」は、インターネット申し込みで、送られてきた問題の回答を郵送で送るだけで合否を判別してもらえます。

また、日本占い師協会では他にも「西洋占星術士」や「手相鑑定士」など、10種類以上の資格試験を設けているので、気になるものがあればチャレンジしてみるといいでしょう。

2-3. カウンセラーやコーチングスキルが役立つことも

占いは、悩みや不安を抱えている今の自分を占ってもらい、選択肢から選び取るために背中を押してもらうような役割があります。

それと似たようなスキルとして取り上げられやすいのが、カウンセリングやコーチングのスキルです。

カウンセリングとコーチングの違いをざっくりと切り分けると、過去に焦点を当てるのがカウンセリング、未来に重きを置くのがコーチングであると言えます。

相手と話をしながら、問題の解消に努めようとする部分は、占いに近いものがあるでしょう。

目指すものは違うかもしれませんが、過去にカウンセラーやコーチングをしたことがあれば、その経験も活かせそうです。

3. 副業で占いを始める方法とは?

占いの知識が深まってくると、家族や友人から占ってほしいと頼まれるケースも出てきます。

もちろん、近しい人であればいつでも好きな時に占ってあげたいものですが、もしそれ以上に占いの知識やスキルを発揮したいと考えているなら、副業として始めてみるのもいいかもしれません。

全く知らない人の占いをすることで自分も試されますし、評判を呼べば人気占い師にだってなれる可能性を秘めています。

例えば、1回15分で500円の占いをするとして、2時間で8人を相手にできれば4,000円、それを週3回で1ヶ月続ければ、48,000円の収入となります。

占いといえば、地下や路地裏でやっているイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、最近ではオンラインや電話の占いも非常に人気があります。

やり方次第では、仕事後や休日後に自宅でガッツリ稼ぐこともできるので、まずは何が自分に合っているかよく考えた上で始めるといいでしょう。

3-1. 知人に名刺を配る

最初から風呂敷を広げすぎず、まずは自分の手の届く範囲から始めるなら、知り合いやそのツテで紹介してもらうという手があります。

占いをしていることを知ったら、興味を持つ人も多いはずです。

その時にはあらかじめ名刺を作っておき、名前や連絡先などを記した名刺を渡しておくと、後からでも連絡をもらいやすくなります。

また、名刺を渡した知人が自分の友人に紹介してくれるなど、口コミでの広がりも期待したいですね。

3-2. ココナラでスキル出品

昨今、副業として人気が出てきているのが、スキルシェアサイトです。

自分の特技や趣味をスキルとして売り出し、それを習いたいと考えている人に買ってもらうことができます。

例えば、スキルシェアサイトの一つである「ココナラ」では、占いだけで20種類近くのカテゴリがあり、すでに50,000件前後の占いスキルが出品されているのです。

1分300円から相談できるものもあれば、あらゆる鑑定をしてくれる20,000円以上の占いもあり、すでに活躍されている方を参考にして価格設定ができます。

顔出しや実名を出さなくても仕事ができるので、まずはネットで自分を売り出したい人や、経験を積み重ねていきたい人におすすめです。

3-3. ブログやSNS・HPで集客

スキルシェアサイトは簡単に出品できますが、ある程度占い師としての人気が出てきたら、自分のWebサイトなどから集客を図っていくのもいいでしょう。

ブログやTwitter、Instagramなど、日々占いや自分のことを発信していく場所があれば、一定のファンも作っていきやすいです。

利用者が口コミを書き込めるようにしたり、依頼を受けるフォームを設置したりするなど、実績や仕事を受けるための仕組みも整えておきたいですね。

3-4. 電話占いやメール占い

場所や時間を問わず、自宅にいながらでも副業ができるため、昨今特に増えているのが電話占いやメール占いなど、オンラインによる占いです。

そのため、電話占いやメール占いの会社に所属や登録をして副業をしている人も多くいます。 「電話占い師 募集」などで検索するといくつか出てくるので、興味があれば一度調べてみるといいでしょう。

ただし、所属するためにオーディションを行うことも珍しくないですし、組織に雇ってもらう以上やはりマージンが発生してしまいます。

例えば、電話占いは1分100円から200円が相場ですが、手取りは1分40円程度などの分給です。

この場合、2時間話して12,000円の儲けがあっても、手取りは4,800円となります。 自分でがっつりと稼ぎたい人は、ある程度知名度が出てきたところで独立することも検討するといいですね。

また、電話ではうまく話せないという場合は、じっくりと考えて返事を出せるメール占いをするのも一つの手ですが、電話に比べるとそこまで稼ぎが多くありません。

自分に向いていて、副業として続けていけそうなものからトライしてみましょう。

4. まとめ

本記事では、占いの種類から民間資格、副業で始める方法について紹介してきました。

顔出しや実名を出さなくても、SNSやスキルシェアサイトで簡単に募集ができる時代となり、副業として占いを始めるハードルは非常に低くなっています。

資格が無くても占い師として活動はできるので、まずは趣味の延長として知人を相手にしながら経験を重ねていき、少しずつ活動を本格化してみるといいでしょう。

もし今占いの知識があまりなかったとしても、民間資格を取得したり、逆に占いのやり方をスキルシェアサイトを通して教えてもらったりなど、身につけていく方法はいくらでもあります。

ただし、占いを希望するユーザーは、利用者の口コミから徹底的に占い師を探します。

スキルシェアサイトだと、大してスキルのないまま初心者が登録したところで、ユーザーから厳しめの口コミを書かれてしまうかもしれません。

副業として始めるなら、せめて自分の占いに自信をもてるレベルにまで持っていくようにしておきたいですね。