プログラマーの主な職種一覧と年収や仕事内容、必要なスキルの違いを比較!

公開日: 2022/4/15 更新日: 2022/3/29
プログラマーという職業の中にもいくつか種類があり、同じプログラマーでも行う業務や必要なスキル、知識が違います。

さらに、年収や働きやすさなども違うので、これからプログラマーを目指したいと思っている方は、参考にすることをおすすめします。

今回は、6種類のプログラマーについて紹介します。

1. Webプログラマー


Webプログラマーは、プログラマーの中でも目指している方が多く、認知度も高いです。

まず最初に、Webプログラマーについて紹介します。

1-1. 主な仕事内容とは

Webプログラマーは、Webサイトに特化したプログラミングを行うことが多いです。

みなさんが普段見ているWebサイトやホームページなどもWebプログラマーによって製作されたものが多いです。

また、エンジニアが設計した仕様書に沿って、Webシステムの開発なども行います。

1-2. 必要な知識・言語は?

Webプログラマーに必要な知識は、効率良く作業を動作させるための発想力や、HTMLやCSS、JavaScriptやPHPなどの言語を扱えるスキルが求められます。

1-3. 年収や働きやすさは?

Webプログラマーの平均年収は約600万円になります。

また、それ以上稼いでいる方やそれ以下の方も多くおり、必ず600万円稼げるとは限りませんが、自分でシステムを作るやりがいなどがあります。

さらに、在宅で行っている方が多く、ライフスタイルに合わせて働くことができます。

2. Webオープン系のプログラマー


Webオープン系のプログラマーと聞いても、あまり詳しくない方や聞いたことがない方が多いと思います。

続いては、Webオープン系のプログラマーについて紹介します。

2-1. 主な仕事内容とは

Webオープン系とは、複数のコンピューターで構築するシステムのことで、それらのアプリケーションを開発することが主な仕事になります。

また、プログラミングだけではなく、テスト、メンテナンスなども担当して行うことがあります。

2-2. 必要な知識・言語は?

Webオープン系のプログラマーは、基本的なプログラミング知識に加え、専門的な知識やトレンドを知ってそれに対応していくことが大切です。

また、主にJava、VB、.net、PHP、VBなどの言語を扱えるスキルが必要になります。

2-3. 年収や働きやすさは?

Webオープン系のプログラマーの平均年収は約400万円になります。

そして、Webオープン系のプログラマーは今後も需要が拡大していくことが予想されているので、仕事が安定しやすいです。

しかし、作業量や学習量が多いので、少し大変でもあります。

3. アプリケーション開発プログラマー


アプリケーション開発プログラマーもWebプログラマー同様に目指す方も多く認知度が高いです。

さらに、スマートフォンの需要が高まっていることから、案件も増えています。

続いては、アプリケーション開発プログラマーについて紹介します。

3-1. 主な仕事内容とは

スマートフォンやタブレット、PCなどのアプリケーションを開発することが主な仕事内容になります。

また、ゲーム系のアプリに限らず、システム系のアプリやビジネス向け、ショッピングなどさまざまなジャンルのアプリの開発を行っています。

3-2. 必要な知識・言語は?

アプリケーション開発プログラマーには、開発をスムーズに行うためのコミュニケーション能力やエラーを見つけ出す分析力や発想力が求められます。

また、SwiftやJavaなどを主に扱えるスキルも必要になります。

3-3. 年収や働きやすさは?

アプリケーション開発プログラマーの平均年収は約550万円になります。

仕事では、クライアントやチームなど多くの方とコミュニケーションを取りながら仕事を行うことが多いので、孤独感や退屈を感じることが少ないです。

3-4. ゲームプログラマー


ゲームプログラマーは、その名の通り新たなゲームを開発するプログラマーです。

続いては、ゲームプログラマーについて紹介します。

3-5. 主な仕事内容とは

ゲームプログラマーは、ゲームエンジンやミドルウェアなど開発環境を整えることから行います。

そして、仕様書に沿ってプログラミングを行い、エラーなどがないかデバック作業を行います。

また、ゲーム完成後の機能改善や新機能開発も大切な仕事です。

3-6. 必要な知識・言語は?

開発するゲームによっても異なりますが、主にC系の言語やJava、PHP、Ruby、Pythonなどの言語を扱えるスキルが必要になります。

また、ゲーム開発はチームで行い、デザイナーやディレクターとも円滑にコミュニケーションができることも大切です。

3-7. 年収や働きやすさは?

ゲームプログラマーの平均年収は約500万円になります。

仕事ではチームで役割分担を行い、協力して1つのゲームを開発するので、達成感やゲームの魅力などが感じられとてもやりがいのある仕事です。

4. 組み込み系のプログラマー


組み込み系のプログラマーはあまり認知されておらず、目指している方も少ないですが、私たちの生活に大きく関わっています。

続いては、組み込み系のプログラマーについて紹介します。

4-1. 主な仕事内容とは

家電用品や電子機器を抑制するシステムのコードを書くことが組み込み系のプログラマーの主な仕事になります。

家電用品や電子機器が自動的に反応したり、設定できるようにするために、内蔵されているマイクロコンピューターにプログラムを作成します。

4-2. 必要な知識・言語は?

基本的に、組み込み系のプログラマーは、C、C++、C#などの言語を扱えるスキルが必要になります。

また、誤作動などを起こさないようにしっかりコードを書く正確性や再確認を行うことが大切です。

4-3. 年収や働きやすさは?

組み込み系のプログラマーの平均年収は約660万円になります。

家電用品や電子機器最近は多くの家庭にあり、今後もなくなることがほぼありません。

さらに最近では、Iot技術の普及が進んでいるので、ニーズが高くなり、働きやすく安定した仕事でしょう。

5. インフラ系のプログラマー


インフラ系のプログラマーは今で紹介してきたプログラマーと少し異なります。

続いては、インフラ系のプログラマーについて紹介します。

5-1. 主な仕事内容とは

インフラ系のプログラマーは、主にITインフラで使用する機器の選定やシステムやサーバー、ネットワークの構築、運用保守などを行います。

構築が終わった後でもそのシステムやサーバーがエラーを起こさないかなどを監視し、改善やトラブル対応などを行います。

5-2. 必要な知識・言語は?

インフラ系のプログラマーは基本的な言語を扱える知識も必要ですが、それ以上にサーバーやネットワークについての知識が必要です。

さらに、クライアントやチーム関係者などと頻繁にヒアリングや報告を行うため、コミュニケーション能力も大切になります。

5-3. 年収や働きやすさは?

インフラ系のプログラマーの平均年収は約520万円になります。

仕事では、サーバーやシステムの管理や構築、設計などを行いながら、多くの関係者と頻繁にやりとりを行うので、大変な仕事ではありますが、その分やりがいを感じられる仕事です。

また、分担して運用保守を行うため、しっかりと休息を取ることも可能です。

6. まとめ


今回紹介したプログラマーの職業は、どれも私たちの生活に欠かせない大切な役割を果たしています。

さらに、どの職業もやりがいがあり、しっかりとスキルや知識を身につければ高い需要があります。

そのため、これからプログラマーを目指している方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。