【初心者必見】正しいプログラミング言語の選び方と学習方法を解説

公開日: 2021/9/3

近年、小学校でもプログラミング学習を取り入れるほど、プログラミング言語が注目されています。

プログラミング言語に全く触れたことがない人も、興味を持ち始めることでしょう。

しかし、 「初心者でもプログラミング言語は学べるの?」 「どのように勉強したら良いの?」 「初心者におすすめのプログラミング言語はある?」 など、不安なことがあります。


初心者がプログラミング言語を選ぶときの基準を決めておけば、挫折することなく学ぶことが可能です。

自分に合うプログラミング言語を選ばないと、モチベーションを維持することが難しくなるかもしれません。

今回は、初心者でも学びやすいプログラミング言語と学習方法もご紹介します。 新たなスキルを身に付けて、自身の強みを増やしていきましょう。

1. 初心者が学ぶべきプログラミング言語の選び方

初心者にとってプログラミングは、言語選びが非常に重要です。

「プログラミングを学んで何を作りたいのか」 「自分が学びやすい難易度」 「選択したプログラミング言語の需要動向」 など、様々な観点を考慮して選ぶことが大事でしょう。

1-1. まずは簡単なプログラミング言語で抵抗感をなくす

自分にとって、学習しやすいプログラミング言語かどうかを判断しましょう。

プログラミング言語は、主に2種類あります。

  • スクリプト言語:書いたコードをすぐに実行できるので、早期に結果が分かる
  • コンパイラ言語:コンピューターがソースコードを実行できる状態にしてから実行

この2種類の言語には、入門しやすさに大きな差があります。 プログラミング言語は、すぐに覚えられるものはありません。

しかし、自分が学びやすい言語とそうではない言語とで難易度は変わります。

まずは、自分にとって比較的学びやすいプログラミング言語を選んで抵抗感をなくしていきましょう。

1-2. 目的ややりたいことで選ぶ

「なぜプログラミング言語を学ぶのか」という、明確な目的設定をしましょう。

例えば、在宅勤務ができることを目標にしたのに、需要の多さを重要視してしまい、求人を探すと出勤必須しかない場合があります。

自分の最終目標に結びつかない言語を選ぶと、目標達成に余計な時間をかけてしまう可能性があるでしょう。

自分の目的ややりたいことを見失わないように、結果に見合うプログラミング言語を選んでください。

1-3. 案件数が多いものや流行りの言語を学ぶ

案件数が多く、人気のある言語は、企業にとって重宝される人材になります。

そのため、プログラミング言語を活かせる仕事は、求人数も多く、需要も増加傾向にあるのです。

プログラミング言語は、エンジニアへの転職だけではなく副業として始めることもできます。

プログラミング言語の中でも、企業で多く利用されているものや流行しているものを選ぶと、転職や就職に有利になるでしょう。

2. 初心者におすすめのプログラミング言語とは

初心者が始めやすいプログラミング言語があります。 プログラミング言語の特性を理解して、自分が学んでみたい言語を選んでください。

2-1. AI需要の高まりから人気が高い「Python」

Pythonは、世界的に人気傾向のあるプログラミング言語です。

さらに、グーグルの三大言語の一つで、スクリプト言語に位置づけられています。 主な特性は、以下の内容です。

  • WEB・デスクトップアプリケーション作成
  • 機械学習
  • データ分析
  • データの可視化

れらを用いて、業務効率化など幅広い場面でも活用できます。 さらに、誰が書いてもコードが同じようになる設定がされているので、誰が読んでも内容が分かりやすいので便利です。

2-2. Webページをつくるのに欠かせない「JavaScript」

Javascriptは、WEBサイトやWEBアプリケーションを作るのに使われるスクリプト言語です。

主に、WEBページ作成には必須言語のため、案件数が非常に多いでしょう。

  • WEBページに動作をつける
  • WEBアプリケーションの開発
  • ゲーム・スマホアプリの開発

さらに、ブラウザとテキストエディターがあれば初心者でも始めやすいので、慣れてきたら自分の習熟度を知るためのテスト作業がしやすいです。

2-3. Webサービス開発なら「PHP」

PHPは、サーバーサイドのWEB開発に特化したスクリプト言語です。

PHPは需要が高く、初心者向けの分かりやすい言語なので始めやすいでしょう。

しかし、入力したコードに誤りがあってもそのまま動作してしまいます。

そのため、後に起こりやすいトラブルを回避するために、正しいコードを書く意識を持つことが求められるでしょう。

実は、ブログやWEBサイトで利用されているワードプレスは、PHPで開発されています。

そのため、ネット上でも情報が豊富なので、ワードプレスに触れたことのある人ならPHPは学習しやすいでしょう。

2-4. ECサイトやアプリ開発もできる「Ruby」

日本では求人数が多く、人気のあるRubyは、スクリプト言語です。

Rubyは、「ツイッター」や「クックパッド」などのWEBアプリケーションを開発しました。

  • WEBアプリケーションの開発
  • APIの作成
  • スマホアプリの開発


WEBアプリケーションの開発に強いので、事業を始めたばかりの企業で使われることが多いです。

ただし、機械作業などに必要なツールがあまり充実していないので、必要最低限の機能のみを使う人にはおススメです。

2-5. 世界的に需要が高い「Java」

耳にしたことのあるJavaは、常に人材が求められているコンパイラ言語です。 Javaは、グーグルの三大言語の一つであり、複雑な業務システムを取り入れている企業で利用されています。

  • 業務系・システム開発
  • WEBアプリケーションの開発
  • Androidアプリケーションの開発
  • デスクトップアプリケーションの開発
  • 組み込み系システム開発
  • IoTのシステム開発

上記のように、開発できる範囲が広く、安定性もあります。

ただし、初心者にとっては難易度が高いため、学習時間の確保とコストが必要になるでしょう。 しかし、スキルを身に付けると転職に有利になるので学ぶ価値はあります。

3. プログラミング言語のおすすめ学習方法とは

初心者に向いている、プログラミング言語の学習方法をご紹介します。 自分のライフスタイルに合う学習方法を見つけてみてください。

3-1. プログラミング学習サービスを活用する

プログラミング学習サービスは、様々な特徴があります。

そのため、自分の生活環境と目指しているプログラミング言語の難易度に合うものを選ぶことが大事です。

プログラミング学習サービスは、コストが低く、学習者がつまずきやすい部分を分かりやすく解説してくれます。

ただし、実務レベルまでは学ぶことはできないので、注意しましょう。

3-2. プログラミングスクールに通う

プログラミングスクールには、オンライン型とオフライン型があります。 「自宅でじっくり学びたい」 「スクールに通う仲間を作ってモチベーションを高めたい」 など、自分の環境に合うものを選びましょう。

さらに、スクールが設定した条件をクリアすれば、受講料が無料になる場合があります。

プログラミングスクールは、事前に作成されたカリキュラムなどがあり、効率的に学習しながら転職サポートも受けられるので、心強いです。

3-3. 一通り学んだら1から自分でつくってみる

基本的なプログラミング言語を学んだら、簡単なプログラミングを作成しましょう。

簡単なプログラミングのアプリなら、数日間の学習時間で開発は可能です。

プログラミング言語を理解しながら、実際に自分で作成することで理解を深め、達成感を実感しやすいでしょう。

4. まとめ

初心者は、プログラミング言語の難易度と学んだ後の活かし方を決めることが大切です。

さらに、学習する際は独学よりもプログラミング学習サービスやスクールを利用することで、途中で挫折することを防ぐことができます。

多くの企業で人材が求められているプログラミング言語。 プログラミング言語のスキルを身に付けて、転職や就職で自身の強みにしていきましょう。