【学校の先生がむかつく!】えこひいきされる生徒の特徴と対処方法を解説!

公開日: 2022/1/28 更新日: 2022/1/28
学校の先生が特定の子に対して、えこひいきを行うところを見たことがある生徒も多いのではないかと思います。

「なんであの子ばっかり…」

「あの先生むかつく…」

「私にはいつも冷たいのに…」

生徒がこうした感情を抱いてしまうのはやむを得ませんね。

その光景を不快に感じてしまったり、その生徒との間に深い溝ができてしまう可能性もありますよね。それは先生も十分承知しているはずです。

なのに何故…?

この記事では、先生がえこひいきを行ってしまう生徒の特徴や対処方法などをメインに解説していきます。

1. えこひいきはどうして起きる?


どんな先生も生徒を平等に扱うことを考えているはずです。

しかし、学校内で実際にえこひいきがある現状を見ると「やっぱり先生って…」と生徒から白い目を向けられてしまうのは仕方のないことかもしれません。

では、どうしてえこひいきが起こってしまうのでしょう?

1-1. えこひいきとは

簡単に言うと、特定の子にだけ特別扱いをすることです。

生徒全員と公平に接するわけではなく、お気に入りの子にだけ肩入れしている状態ですね。

例えば、

・気に入っている子にだけ明るく接する

・ミスをしても軽く注意するだけ

・先生の方から頻回に特定の生徒に話しかけている

といった先生の対応を目にすることも少なくないと思います。

こうした現場を見ていると、やはりいい気持ちはしないですよね。

先生に対する不信感だけではなく、特別扱いされている生徒に対してまで嫌な感情が湧き上がってくることも。

えこひいきが原因となって生徒間でのいじめが発生してしまうケースも少なくありません。

こうした最悪の事態を想定しなければならないことから、先生という立場は公平に生徒と接する必要があります。

1-2. 好き嫌いが態度に出てしまう先生がいる


えこひいきが起きてしまう原因としては、好き嫌いの激しい性格によるところが多い印象です。

先生という立場から生徒とは公平に接するべきですが、好き嫌いが激しいと公平な対応が難しくなってしまいます。

そのため、自分のお気に入りの子にはとことん優しく接する一方、苦手な子には感情を隠しきれず冷たい対応になります。

こうしたことからも露骨に好き嫌いを態度に表してしまうタイプの先生は「えこひいきをしている!」と捉えられるんですね。

しかし、性格に問題がなくても結果としてえこひいきになってしまうというケースも十分に考えられます。

2. 学校の先生がえこひいきしてしまう生徒の特徴とは?


結果としてえこひいきになってしまうケースには、ある特徴を持つ生徒の存在が大きいです。

では、どんな生徒がその特徴に当てはまるのかを見ていきましょう。

具体的には以下の特徴を持つ生徒です。 ・成績優秀、リーダーシップがある

・先生を慕っている

・一生懸命に何かに取り組んでいる

2-1. 成績優秀でリーダーシップがある

学校の先生は何十人という生徒と向き合って仕事をしていく必要があります。

当然、自身のクラスを抱えているのであれば、生徒をまとめる力も必要になりますね。

仮にその中にリーダーシップがあって先生の代わりにクラスをまとめてくれる生徒がいたらどうでしょう。

先生としては自身の負担が軽くなるのでありがたいですよね。

リーダーシップの取れる生徒は先生も特別に目をかけます。

また、成績が優秀で理解力のある生徒も先生からは人気ですね。

特に自身が担当している生徒の成績は、先生自体の評価にも影響してきます。

そのため、えこひいきの対象になりやすいのです。

2-2. 先生を慕っている

いつも愛想がよくあいさつをする、積極的に話しかけてくる生徒は先生からすれば可愛いものです。

先生に限らず、誰しもそう思うでしょう。無愛想よりも愛想がある方が気に入られるのは当然のことですよね。

特に先生のことを慕っており、いつも構ってもらいたいといった子は先生からのポイントも高いでしょう。

そうした子は真っ先に先生のえこひいきの対象になりやすいです。

2-3. 何かを一生懸命に頑張っている

先生という職業に限らず、人は何かに一生懸命な人を応援したくなる生き物です。

例えば、

・遅くまで部活の練習を一人でこなしている生徒

・熱心に先生の授業に耳を傾ける生徒

こうした生徒は先生からすれば応援してあげたくなってしまいます。

生徒の熱に動かされ、「自分が何か協力できることはないか?」という気持ちから、つい肩入れをしてしまうこともあります。

3. えこひいきする先生にはどう対処する?


特定の子だけを熱心に可愛がったり、応援しているのを見るとやはり腹立たしくなるものですよね。

そうした場合はどんな対処方法が考えられるのでしょうか。

3-1. 適当にあしらい、深く考えない

えこひいきが不快であれば、見て見ぬ振りして深く考えすぎないことも大切です。

「またあの子だけ…」と思えば思うほど、その生徒に対しての嫉妬心や不快感が沸き上がってきます。

ここはこちらが大人になってスルーをしたり、気にしないといった対応が大切です。

3-2. 先生に直接話す

先生に直接えこひいきをやめるように言うのも勇気のある行動です。

「自分たちがどれだけ迷惑しているか」

「クラスにどんな影響が出ているか」

などを直接伝えることで、先生も改心してくれるかもしれません。

しかし、 自身の感情を先生にぶつけてしまったばかりに、かえって「嫌な生徒だな…」と思われてしまうことも。

なるべく自分一人で話すのではなく、何人かの生徒と一緒になって話してみると効果的です。

3-3. 誰かに相談する

先生は学校にたくさんいますから、中には親身に相談に乗ってくれる良い先生もいるでしょう。

そうした他の先生に相談してみることも有効的な手段のひとつです。

その場合はなるべく立場が上の先生に相談するのが良いでしょう。

生徒の訴えに耳を傾け、相談内容に相違がなければ、えこひいきを行う先生に対して然るべき処置をとってくれる可能性も。

しかし、相談を行う先生によっては、えこひいきを行う先生の肩を持つ人もいるため、相談相手は慎重に選ぶべきでしょう。

3-4. 先生に好かれる生徒になるよう努力してみる

先生のことを気に入っていて「自分にも構って欲しい!」という生徒も中にはいるかもしれませんね。

そうした場合は先生に好かれるような努力をしてみましょう。

例えば、

・毎日笑顔で明るいあいさつをする ・頻回にこちらから話しかける ・勉強のことやクラスのことなど進んで相談する

上記のような行動を取ることで、自然と先生との接点も増えてきますよね。

そうなれば先生が自身を気にかけてくれる可能性が高まります。

まずは、簡単にできる笑顔であいさつから取り組んでみるとよいでしょう。

4. まとめ

学校の先生によるえこひいきの対象になる生徒や対処方法などを解説しました。

今回のまとめとして…

・先生はリーダーシップや愛嬌のある子などお気に入りの生徒にえこひいきを行ってしまう

・好き嫌いが態度に出やすいことがえこひいきの原因に繋がる

・結果としてえこひいきなってしまうケースもある

・スルーしたり誰かに相談をするなどの対処を行う

・先生に気に入られたい場合は先生に好かれるような生徒になろう

どの学校のどの先生も、生徒に対して平等に接しようと努力をしています。

必ずしも先生みんながえこひいきをしているわけではありません。

どうしても「見ているのに耐えられない!」といった場合は、上記で紹介したような対策を早めに取ることをおすすめします。