小学校入学前の準備。勉強などの対策は?先輩ママに聞いてみた「入学前にやっておいてよかったこと」など厳選して基本を3選ご紹介!

公開日: 2023/1/27
「小学校の入学に向けて、まず何をしたらいい?」

「勉強したがらないんだけど、何か工夫して勉強をさせる方法はある?」


など、小学校の勉強で頭を悩ませているお母さんは多いのではないでしょうか?

入学前の勉強準備について調べていくと

「勉強の土台を作るために勉強は必要」という声から「入学前の準備は必要ない」 など真逆の情報もあり、検索すればするほど悩んでしまいますよね。


そこで今回は、子どもの勉強準備について

●先輩ママに聞いてみた!入学前にやっておいてよかったこと3選

●入学前の勉強準備、どんなことをした?

●入学準備で大切なのは、「自分から机に向かうこと」


の3つにポイントを分けてご紹介します!

最後に、子どもが学ぶ面白さを体感させる方法にも触れていますので、是非最後までご覧下さい。

1. 先輩ママに聞いてみた!入学前にやっておいてよかったこと3選


時計が読めるようにしておく

小学校に入ると、時間割りや、お友達と遊びに行く時など、さまざまな場面で、時計や時間を意識して行動する事が増えます。

そんな時のため、入学前に時計が読めるようにしておくと、門限や登校時間など時間の指導もしやすいです。

まずは、時計のおもちゃを活用して簡単に時間を教えてみたり、日常生活の中で

「9時には家を出る」「4時には帰ります」

など時計を見せながら、声がけをする事から始めると良いでしょう。

時間の概念を身に付ける事で、お友達との約束や、門限などの時間を守る事に繋げていく事ができます。


ひらがなの読み書きができるようにしておく

小学校入学に備え、読み書きをマスターしておく事も大切です。

幼稚園保育園と違い、小学校では、教科書や筆記用具・道具箱など、持ち物を自分で管理するようになるため、記名された自分の名前を、自分で読めるようにしておく必要があります。

また、自分の物に記名をしたり、連絡帳やノートの書き取りをしたりと、文字を書く事も急激に増えていきます。

なので、読み書きできるようにしておくと、小学校の学習生活にも慣れやすくなると言えるでしょう。

現在は、何度も文字を書いて消せるようなボードや、ひらがなカードなど 読み書きを習得できるアイテムが100円均一などで手軽に入手できますので 遊び感覚で、ひらがな学習を始められる先輩ママさんが多いようです。

それらを活用したりしながら、子どもに合った覚え方を見つけて取り組んでいくと良いでしょう。


正しい鉛筆の持ち方を身につける

小学校に上がり本格的な学習生活に入ると、鉛筆を持つ事が日常茶飯事になっていきます。

そこで、正しい持ち方を身に付けることが必要です。



「字が書けてるなら鉛筆の持ち方なんて後で強制すれば良いんじゃない?」

という声もありそうですが、鉛筆を正しく持つ練習は、その仕草を覚えるだけでなく

●力のバランスが取れず、無駄な力が入ってしまうのを防ぐ

●よって手や腕が疲れにくい字の書き方を習得できる

●鉛筆の可動域が広がるため、「はね」「もどり」など複雑な字の先を書けるようになる

●綺麗な字を書ける事になる

●姿勢が自然と良くなる

など、書くことで疲れにくくなったり、猫背を正してくれるなど、健康面でのメリットも沢山あります。


鉛筆を正しく持つ事は、より健やかで疲れにくい学習習慣を送る、大切な準備の1つなのです。

2. 入学前の勉強準備、どんなことをした?


知育玩具で遊ぶ


まずは、いきなりお勉強という形ではなく、知育玩具で思考力を刺激することから始めるのも手です。

知育玩具は、数や図形の概念を遊びながら習得でき、仕様も知育指数が高まるように工夫されています。

まずは、子どもの興味・嗜好に合いそうな玩具を用意して、 子どもの反応を見ながら、本人と習得ペースに合わせて進めていくと良いでしょう。

知育玩具で遊ばせ、手先・指先を使う事で集中力を高める効果も期待できます。


食べ物を使って数を覚えさせる


机に向かうのがハードルが高いお子さんに数字を教えたいときは お菓子や食べ物などを使って、生活の中で数に触れさせるのが良いでしょう。

「お皿を出して」「いくつに分けると足りるかな?」 など、お皿を人数分出させたり、食べ物を均等に分けさせたりすると、視覚的に数の概念を覚えさせることに繋がります。

「あと2つ出したらいくつかな?」「1つ食べたら、いくつ残るかな?」 など声をかけてみて、足し算や引き算に触れさせてみても良いでしょう。


ひらがな表をお風呂やトイレに貼る


小学校ではノートの書き取りや手紙交換など、ひらがなに触れる機会が急激に増えます。

ひらがな学習を検討されている方はまず、表を貼り出し、ひらがなを子どもの視覚に入れやすくしておくのがお勧めです。

とくに、お風呂やトイレなどは、他の場所と違い数分以上は留まる場所。

あえてそこに貼る事で、どんな活発な子どもでも、ひらがな表が目に留まりやすいベストな学習場所と言えます。

その時大人が傍にいれば、子どもが興味を持ったときすぐに答えてあげられるので、ひらがなへの興味を引き起こす効果も期待できます。

3. 入学準備で大切なのは、「自分から机に向かうこと」


子どもが「おもしろい!」と思うことを親も楽しむ

強制的に机に向かわせるより、子どもが好きなものをそこに取り込み、自分から机に向かうように誘導していくのが理想と言えます。

現代は、先ほど述べた知育玩具や、図鑑、ゲームや、ユニークな教材ドリルなど子どもが楽しく学べる教材が充実しています。

自分の世代にはない教材に、親も触れてみる事で「今はこんなのあるんだ!」と楽しむ事もできます。

そして、親も楽しいと思う事で、子どもは興味を持ちやすいです。

子どもが楽しいと思うものを一緒に親子で楽しみ、楽しい時間を共有するのも良いでしょう。


学ぶおもしろさを子どもに体感させてあげよう

親子で一緒に楽しむ事も理想ですが、基本的には子どもに学ぶおもしろさを体験させてあげるのが目標です。

まずは、子どもの嗜好に合いそうな教材を探してみるのも手です。

現在では、ベネッセや学研など入学前の子どもを対象にした、教材やテキストが沢山あり プログラミングゲーム・シール貼りやイラストがたくさん入ったワークなど、楽しく学びに入っていけるようなテキストが充実しています。

机に向かわせ、子どもが楽しいと思える物を見つけ、挑戦させる事も、学ぶおもしろさを知ってもらう第一歩になります。

4. まとめ

以上、先輩ママに聞いてみた!やってよかった事・入学前の勉強準備・入学準備について説明してきました!

まとめると以下の通りです。

●入学前にやっておいてよかった事は代表的に「時計が読めるようにしておく事」「ひらがなの読み書きができるようにしておく」「正しい鉛筆の持ち方を身に付けておく」の3つ!

●勉強準備の第一歩としては「知育玩具で遊ばせる」「食べ物などで数を教える」「ひらがな表をお風呂やトイレに張る」の3つ!

●入学準備で大切なのは自分から机に向かう事「子どもがおもしろいと思う事を親も楽しむ」「学ぶ面白さを子どもに体感させてあげる」事の2つ!

との事でした!


入学準備として、とくに勉強準備は何から始めたらよいか、本当に悩みますよね。

まずは、子どもが楽しめるような教材で「学ぶおもしろさ」を体験させる・ひらがなや時計などを貼りだすなど、親が始めやすい所から実行するだけでも、子どもの学習習慣の土台づけの始まりになるでしょう。


この記事が少しでも役に立てれば幸いです!

最後まで読んで頂きありがとうございました。