
フォトグラファーになるために最低限必要な機材は何か?またどんな加工技術があれば良いのか?
インスタなどのSNSやYouTubeなどの普及によって写真や動画の需要は年々高まってきています。
中でも、カメラマンとは少し異なる風景や街並みなどの写真を専門としているフォトグラファーを目指す方は多く、今後も人気の職業なっていくことでしょう。
しかし、実際にフォトグラファーとして働きたいけれど、どんなスキルや機材が必要なのか分からない方も多いです。
そこで今回は、フォトグラファーになるために必要な最低限の機材や加工技術について詳しく紹介します。
1. 撮影に必要な機材とは
記念撮影や思い出として撮る写真とは違い商品として扱う大切な写真な場合、当然ですが、スマートフォンなどで気軽に撮影した写真ではいけません。
最初に、商品として扱うことのできる写真を撮るために必要な機材を4つ紹介します。
1-1. 一眼レフ
まず最初に1番必要な機材は、一眼レフになります。
特にデジタル一眼レフがおすすめで、マニュアル操作やPCと繋げて操作するソフト使えるなどの機能もあると良いです。
仕事として写真撮影を行っていると、撮影した写真をPCに読み込んで編集を行ったりデータを保存するなどの作業で大きく時間を奪われてしまうことがあります。
しかし、初めからPCと繋げて操作するソフトがあれば、それらの時間を短縮でき、効率的に仕事ができるので、とても便利な機能です。
1-2. レンズ
フォトグラファーに必要なレンズは、一般的な写真撮影ではキャットレンズ、小さいものや細かい部分を撮影する場合では、マイクロレンズを使用します。
また、それ以上の種類のレンズを揃えたり品質の高いレンズを揃えなくても、しっかりとキレイな写真は撮ることができるので、最初はその2つのレンズのみで十分でしょう。
しかし、フォトグラファーを続ける上でこだわりや要望などがあれば、それに合わせてレンズを変えて行くことがおすすめです。
1-3. ストロボ
写真をキレイに撮るために照明機材は大切で、どんな照明機材を使おうか悩んでいる方は多いと思います。
しかし、現状ではLEDや蛍光灯などを使用した照明機材よりも、安定して質の高い写真撮影が行えるストロボが1番おすすめです。
また、ライトの調節やオプションが豊富で多彩な撮影ができたり、三脚を忘れてしまった場合でも使用することができるので、とても便利です。
そのため、照明機材で迷っている方はストロボを1度試してみてください。
1-4. 三脚
写真撮影をする場合、三脚が無ければ撮影することができないようなことはほとんどありませんが、長時間の撮影を行う場合やアングルなどの調整を行う場合、三脚がないと不便になってしまう場合があります。
また、動いているものや足元が不安定な場所での撮影でも三脚があるとかなり便利に撮影が行えるので、最低限必要な機材と言えます。
しかし、安い三脚だと安定性が低く逆に撮影が困難になってしまう場合があるので、しっかりと選んで三脚は購入することがおすすめです。
2. 持っておくと便利なもの
撮影を行う上で最低限必要な機材とは別に、持っておくと便利なものもいくつかあります。 続いては、持っておくと便利なものを4つ紹介します。
2-1. カメラバッグ
カメラバッグをしっかり持っておくと、予備のレンズやバッテリーなどカメラ以外にもさまざまな機材やグッズを持ち運ぶことができ、突然のトラブルなどにもしっかり対応することができます。
また、機材の大きさや持って行くもの、撮影場所に合わせてバッグの大きさや機能性を考えると、さらに便利になります。
そのため、カメラバッグは複数持っていても問題ありません。
2-2. 予備のバッテリー
撮影している最中にバッテリーが壊れてしまったり、充電が切れてしまった場合などに、予備のバッテリーをしっかり持っておくことで、すぐに対処することができます。
特に1日中屋外や自然の中で撮影する方は、バッテリーの充電がなくなってしまったり、水没してしまうこともあり得るので、予備のバッテリーは必需品とも言えます。
さらに、その場でPCに繋げてデータを写したいと考えている方でも、予備のバッテリーがあれば、それらの通信機器の充電をすることができるので、おすすめです。
2-3. サブカメラ
サブカメラを用意することで、レンズ交換の手間や片方が使えなくなってしまった場合の処置などが簡単に済ますことができます。
また、場所によってカメラを使い分けたり、少し異なる雰囲気の写真を撮影したい場合などにもサブカメラがあると効果的です。
しかし、持ち運びの手間や金銭的なコストを考えると必ずしも必要なものではないので、必要性を感じない方は揃える必要はあまりありません。
2-4. レフ板
照明機材とは別にレフ版を用意しておくと、逆光や直射日光などで写真が取りずらい場面でも、キレイに撮影することができます。
さらに、折り畳んでコンパクトに収納することができるので、持ち運びも便利で使わない時でも念の為に持って行くなどできます。
また、初心者の方はレフ板を使うことで、キレイで見栄えの良い写真を取りやすくなるなどの効果もあります。
3. 画像加工や現像に必要なものとは
撮影した写真を加工や編集、現像するために撮影機材とはまた別の機材などが必要です。
中には、ほとんど加工、編集することなく商品として扱っている写真もありますが、ほとんどの写真は少しでもキレイに見えるように加工などを施してあります。
そこで続いては、画像加工や現像に必要なものを3つ紹介します。
3-1. パソコン
加工や現像をするためには、メモリーが16GB以上、メインストレージが500GB以上あるPCがおすすめです。
また、OSはWindowsでもMacでもどちらでも構いません。
しかし、自分が使いやすいと感じるOSbの方が仕事を続けて行く上で便利なので 、どんなPCを使いたいのかは、しっかり考えた方がいいでしょう。
3-2. SDカード
大量の写真を保存するためには、最低でも32GB以上のSDカードを使用することをおすすめします。
基本的に32GB以上のSDカードだと、約4000枚の写真を保存することができるので、かなり多くの写真を保存しておくことが可能です。
3-3. LightroomやPhotoshop
撮影した写真をキレイに加工するために、LightroomやPhotoshopなどを使うフォトグラファーの方は多いです。
また、初心者の方の場合、操作が簡単でシンプルなデザインになっているLightroomを使用することがおすすめです。
そして、こだわりがありかなり多くの加工機能を使用したいと考えている方や、上級者の方はフォトショップを使用すると、自分好みの加工をすることができるのでおすすめです。
しかし、写真や雰囲気に合わせて両者を使い分けている場合もあるので、どちらか片方だけを使う必要はありません。
4. まとめ
フォトグラファーを目指すために専門学校に通ったり、実際に写真を取りに行き、個人で売買する方などが多くなっています。
しかし、実際にフォトグラファーを職業にするためには、必要な機材や道具が多く、揃えるだけでも一苦労です。
そのため、今回はフォトグラファーになるために必要な最低限の機材やおすすめの機材をいくつか紹介しました。
これからフォトグラファーを目指す方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
以上がフォトグラファーに必要な最低限の機材や加工技術についてでした。