フリーランスのプログラマーとして収入をえるには何が必要なのか?またITパスポートはどの職種に役立つのだろうか?

公開日: 2022/2/4
最近では、フリーランスとして働いている方やこれからフリーランスになりたいという方はとても多いです。

さらに、その中でも特に、フリーランスのプログラマーとして働いている方や目指している方が多くなってきていますが、実際にフリーランスになるためにはどのような資格や知識、スキルが必要なのか、分からない方が多いです。

そこで今回は、フリーランスとして活躍するために必要な資格や経験、スキルやプログラマーになるために必要なことやIT資格について詳しく紹介します。

1. ITパスポートは就職や転職に役立つ?


まず最初に紹介するのはITパスポートについてになります。

ITパスポートは国家資格であり、多くのIT資格の中でも基本的な資格になります。

そんなITパスポートは、取得するとどんなメリットがあるのでしょうか。

1-1. ITに関する基本的な知識を身につけられる

まずITパスポートを取得することによって、ITに関する基本的な知識やスキルを身につけることができます。

そのため、IT分野で活躍したいと思っている方にはきっかけにもなり、その他多くのIT資格を取るための踏み台にすることも可能です。

しかし、専門的な知識やスキルなどを身につけることはできないので、それらの知識やスキルが必要な場合には、他のIT資格を取得する必要があるでしょう。

1-2. ただ持っているだけでは役に立たない

ITパスポートは取得するとITの基礎知識が身につけられ、IT分野で活躍するためのきっかけにはなります。

しかし、その資格を持っているだけでは、ほとんど役に立つことはありません。

ITパスポートは持っている方も多く、持っていなくても基本的なIT知識やスキルを身につけている方もいるので、ITパスポートとその他の資格や特技などを組み合わせることがおすすめです。

1-3. ITへの興味や勉強への意欲をアピールする

ITパスポートを持っているだけでは役に立つことがあまりありませんが、その資格を持っていることによってITに関する関心や興味があることをアピールすることはできます。

そのため、ITパスポートを取得して基礎を固め、その後専門的な分野にまで視野を広げたいというアピールなどには有効的な資格になるでしょう。

また、IT分野で働いている方の中にもITパスポートを持っていない方はいるので、そういった方へのアピールとしても有効です。

2. ITパスポートが役立つ職種とは?


ITパスポートを持っていると、実際にどんな職種で役立たせることができるのでしょうか?

また、どのように役立たせることができるのでしょうか?

続いては、ITパスポートが役立つ職種について紹介します。

2-1. ITエンジニアやプログラマー

ITエンジニアやプログラマーは、専門的な知識やスキルをとても多く利用し、時代やシステム、テクノロジーなどの変化も激しく対応力が必要です。

しかし、そんな職種であっても、基本的なITスキルや知識はしっかりと身に付けておくことが大切です。

そのため、これらの職種を目指している方は、しっかりと基礎を固めて役立たせるためにもITパスポートを取得することがおすすめです。

2-2. WebディレクターやWebデザイナー

WebディレクターやWebデザイナーも同様に専門的な知識やスキルが求められますが、しっかりとした基礎知識やスキルもとても大切になってくる職種です。

そのため、ITパスポートで得られる基礎的なITスキルや知識を役立たせることが可能です。

また、ITエンジニアやプログラマーと比較すると、そこまで専門的なスキルや知識を扱うことはないので、効果的に役出せることができるでしょう。

2-3. 事務系職種でも役立つ

ITパスポートではIT基礎知識をしっかり学習することができるので、PC操作の基本もしっかり覚えることが可能です。

そのため、事務系職種でもワードやエクセルなどの操作でITパスポートで得たスキルや知識が大きく生かすことができます。

さらに、事務系職種ではITパスポートを持っていない方も多いので、大きなアピールポイントになるでしょう。

3. ほかの資格と合わせてアピールしよう


ITパスポートを使った職種別の役立て方やアピールポイントなどを紹介してきましたが、ITパウポート単体では、そこまで大きなアピールにつながらないことも多いです。

しかし、ITパスポートに加え他に資格を持っていると、大きなアピールポイントになることがあるので、続いては、どんな資格と合わせると効果的なのか、ついて紹介します。

3-1. プログラマーなら「基本情報技術者」がおすすめ

プログラマー目指している場合、ITパスポートに加えて「基本情報技術者」というIT資格を持っていると効果的にアピールすることができます。

さらに、業務で扱うセキュリティーやプロジェクト管理などの専門的な知識やスキルを身に付けることができるので、実践的で高い評価も得られるでしょう。

そのため、プログラマーを目指している方は、基本情報技術者を取得することをおすすめします。

しかし、試験合格の難易度は少し高く、平均的に2〜30%の合格率なので、しっかりと学習しましょう。

3-2. 事務職や経理職なら「簿記検定」がおすすめ

事務職や経理職を目指している方の場合、ITパスポートに加えて簿記検定を取得していると、効果的なアピールポイントになります。

ITパスポートでPCの基本操作やワード、エクセルなどの扱い方、簿記検定で計算や経理についての知識が身に付きます。

そのため、これらの職種ではこの2つの資格を合わせることでとても大きなアピールができるでしょう。

また、簿記検定も2級以上を取得すると、高く評価されるのでおすすめです。

3-3. 「MOS」は事務職からIT企業まで幅広くアピールできる

「MOS」を取得していると、PC操作の照明やMicrosoft Officeの扱いの証明などが簡単にでき、幅広い職種でアピールすることが可能です。

さらに、国際的なIT資格でもあるので、海外の企業や海外とのやりとりが多い企業などでも活躍します。

また、PCなどの基本知識やスキルはもちろん、一般企業の資料作成業務など実践的で即戦力になるようなスキルも身に付けられるので、とてもおすすめです。

そのため、これからIT分野全般で活躍したいと考えている方は、ITパスポートに加えてMOSを取得しましょう。

4. まとめ


フリーランスとして活動したり、IT分野で活躍するためには、ITの基本的な知識やスキルはもちろん、IT関連の資格も大切になります。

そしてITパスポートは取得することで、ITに関する基本的なスキルや知識を身に付けることができるので、おすすめです。

しかし、それ単体ではあまりアピールには向かないので、これからIT業界への転職や独立などを考えている方は、ITパスポートに加え、今回紹介した資格の取得をしてみることおをおすすめします。