
初心者必見!小さい庭でも始められるガーデニング方法を解説!
ガーデニングには、癒し・リラックス効果があるとされています。
疲れ・ストレスに年齢は関係ありません。さまざまな世代の人が癒しを求めてガーデニングに興味を持っているようです。
ガーデニングと聞くと、広い庭を想像する人がいるかもしれません。
しかし、小さな庭でも始められますし、植木鉢・プランターでも大丈夫です。
ここでは、初心者必見のガーデニング方法を解説します。
必要な道具や地植え・プランターのメリット・デメリット、季節の花についても紹介するので参考にしてください。
1. 段階別ガーデニングに必要な道具
ガーデニングを始める前に、必要な道具をそろえましょう。
ガーデニングに必要な道具は、主に下記の3つに分類されます。
・始める前に必要な道具
・植物を植えてから必要な道具
・便利アイテム
それぞれの道具について紹介するので、参考にしてください。
1-1. 始める前に必要な道具
ガーデニングを始める前に準備しなければならない道具は、下記の3つです。
・花の苗
・草花用の土
・植木鉢・プランター(地植えにしない場合)
花の苗を選ぶ際には、黄色い葉がないものを選びましょう。
葉の色が青々していないものは、すでに病気にかかっている可能性があります。
また、茎が太いものを選ぶと大きく育ってくれるでしょう。
草花用の土は、必ず新しいものを購入してください。
自宅に眠っている昨年の土などを使用すると、花が育たない可能性があります。
また、無視がついている可能性もあるのでおすすめしません。
地植えにしない場合は、植木鉢・プランターも用意しましょう。
カラフルなものも多く出回っているので、好きなものを準備してください。
1-2. 植物を植えてから必要な道具
植物を植えてから必要になる道具は下記の3つです。
・肥料
・薬剤
・ハサミ
大きな花を咲かせるために、肥料を使いましょう。
液体と固形の2種類がありますが、どちらでも問題ありません。
好きなタイプを購入してください。
双葉以上になったら、薬剤の散布もしたほうがよいでしょう。
病気・害虫対策をすることで、美しい花を咲かせてくれるからです。
1週間に1回程度の割合で散布すれば十分でしょう。
ハサミは、色が変わった葉をカットするために使用します。
また、大きな花を咲かせるために間引きする必要もあるので、ハサミは用意しておきましょう。
1-3. 便利アイテム
あると便利なアイテムは下記の4つです。
・スコップ
・じょうろ
・軍手
・底石(植木鉢・プランターの場合)
スコップは、植木鉢に土や苗を移動させる際に使用します。
片手で持てる大きさのものを用意するとよいでしょう。
じょうろの大きさは、育てる花の数にもよります。
ただし、大きく育ってくると1つだけでも多くのミスが必要になるので、大きめのもののほうが便利でしょう。
植木鉢・プランターの場合は、土を入れる前に底に石を敷きます。
通気性が良くなり、根腐れ防止になるからです。
2. 地植えとプランターのメリット・デメリット
ガーデニングには、地植えとプランターの2つの方法があります。
どちらにするかは、好み・自宅の様子などによるでしょう。
ここでは、地植えとプランターのメリット・デメリットについて解説するので、参考にしてください。
2-1. 地植えのメリット・デメリット
地植えの主なメリットは主に下記の3つです。
・大きく育つ
・水やりが楽
・雑草防止
地植えにすると植物は事由に値が伸ばせるので、全体的に大きく育ちます。
大きな花をつけるでしょう。
また、ホースから直接水やりができるのでじょうろを用意する必要はありません。
庭全体に水を撒くようにして水やりをするので楽です。
地植えでは花が土の養分を吸います。
すると、雑草が育つための養分も花が取ってしまうので、雑草が育ちにくくなるでしょう。
しかし、その一方で下記のようなデメリットもあります。
・土の改良が必要
・病気・害虫が拡大しやすい
地植えのままにしておくと、花の周りの土の養分は減ってしまいます。
そのため、定期的に花の周りの土を改良しなければいけません。
また、害虫・病気は地面を介して広がるため、広範囲に拡大しやすいデメリットがあります。
拡大するスピードも速いので、気がついたら手の施しようがないということもあるかもしれません。
2-2. 鉢植え・プランターのメリット・デメリット
鉢植え・プランターのメリットは、主に下記の3つです。
・場所移動が可能
・組み合わせが楽しめる
・害虫・病気を最小限に抑えられる
鉢植え・プランターは移動できます。
屋外の状態によって、日当たりのよい場所・屋内などに移動させて環境を整えることが可能です。
また、鉢植え・プランターにはさまざまな種類があります。
これらを複数使用することで花だけではなく、鉢植え・プランターの組み合わせも楽しめるでしょう。
害虫・病気になった場合には、鉢植え・プランター内だけで抑えることが可能です。
地植えのように地面を介して広がることは少ないので、最小限に抑えられるでしょう。
その一方で鉢植え・プランターは、水やりが大変です。
冬・雨の日以外は、ほぼ毎日水をあげなくてはいけません。
夏場は1日に2回以上上げないといけない日もあるでしょう。
3. ガーデニング初心者のための成功ポイント
ガーデニング初心者の中には、失敗するケースもあります。
せっかくガーデニングをするのですから、きれいな花を咲かせたいと思う人は多いでしょう。
成功のためのポイントは主に下記の3つです。
・日当たり
・植木鉢の大きさ
・土選び
それぞれのポイントについて解説するので、参考にしてください。
3-1. 日当たり
植物だからといって、必ず日当たりのよい場所で育てなければならないわけではありません。
なかには日陰を好む植物もあるので、育てる前に説明書を確認してください。
3-2. 植木鉢の大きさ
植木鉢で育てる場合は、大きさが重要です。
植木鉢が小さすぎると、植物は十分に値が伸ばせません。
その結果、小さく育ってしまいます。
反対に植木鉢が大きすぎてもよくありません。
土が乾きにくくなり、根腐れの原因になります。
目安は苗木の一回り~二回り大きいものです。
植物が育ってきたら、少しずつ大きな植木鉢に植え替えてあげましょう。
3-3. 土選び
植物にとって、土は栄養分を取り入れる大切なものです。
1年以上放置された土を使うと栄養分が足りず、失敗する確率が高くなります。
また、店に行くと草花用・野菜用などさまざまな種類が売られているので注意してください。
花を育てるなら、草花用を選びましょう。
4. 季節別のおすすめの花を紹介
花を育てる際は、季節ごとに育てる楽しみがあります。
それぞれの季節におすすめの花があるので、紹介します。
4-1. 春におすすめの花
春におすすめの花は下記の3つです。
・マーガレットストロベリーホイップ
・バーベナ
・カレンデュラパワーデージー
マーガレットストロベリーホイップは、ピンクを基調として薄いピンク・白い花も咲かせます。
華やかで明るい春にぴったりな見た目の花です。
バーベナは雨・病気に強いので、初心者でも失敗する可能性は低いでしょう。
薄い青や紫の花を咲かせます。
カレンデュラパワーデージーは、冬まで楽しめる黄色い花です。
季節ごとの植え替えが面倒な場合におすすめです。
4-2. 夏におすすめの花
夏におすすめの花を3つ紹介します。
・スーパートレニア
・スーパーベル
・スーパーチュニア
スーパートレニアは、夏の直射日光にも強い花です。
太陽の光を浴びることで大きく育つので、年々暑くなってきている近年の夏でも育てやすいでしょう。
スーパーベルは病気に強い特徴があります。
初心者にありがちな失敗は病気なので、失敗なく育てられるでしょう。
スーパーチュニアは、害虫に強い花です。
ガーデニング初心者の中でも、地植えに挑戦する場合は育ててみてください。
4-3. 秋におすすめの花
秋におすすめの花は下記の3つです。
・ユーフォルビアダイアモンドスノー
・ステラ
・スーパーベル
ユーフォルビアダイアモンドスノーは、手間がほとんどかかりません。
ガーデニング初心者でも育てやすい花です。
また、花は小ぶりなので植木鉢やハンギングで育ててみてください。
ステラは耐寒性がある花です。
秋から満開を迎え、冬の初め頃まで花を楽しめます。
長い期間、花を楽しみたい人におすすめです。
スーパーベルは、さまざまな種類があります。
バイカラーや八重咲きなど、豊富にあるので好みのタイプを選んで育ててみましょう。
4-4. 冬におすすめの花
冬におすすめな花は、ヒューケラドルチェです。
北海道でも屋外で見られる寒さに強い花なので、冬に育てるにはぴったりです。
また、色とりどりの花を咲かせるので見た目が華やかで楽しいというメリットもあります。
5. ガーデニング初心者は好きな花から育てよう
ガーデニングは、初心者でも成功のポイントを押さえていれば失敗は少ないでしょう。
重要なポイントは土と植木鉢の大きさです。
小さな庭や植木鉢・プランターでも簡単に始められます。
場所を選ばない趣味なので、好きな花から育ててみてください。