開業を考えているママ必見!おすすめの業種や、独立開業の注意点を解説

公開日: 2023/7/14
「会社員ではなく独立開業したい」
「仕事も子育ても両立したい」
「育児中のママでも開業できるおすすめの業種を知りたい」

このようなことでお悩みではないですか?


この記事では、会社員で育児中のママの独立開業についてご紹介します。

最後まで読むと、おすすめの業種、独立開業のメリットや注意点が分かります。

1. 子育てしながら独立開業できる?


子育てしながら独立開業はできます。

実際に開業して、育児と両立させているママもいます。

独立開業したいと思ったきっかけは、子どもができて思うように会社で働けないからという理由もあるでしょう。


会社員のママは、子どもの都合で急なお休みをもらい、会社に迷惑をかけてしまうことに申し訳なさを感じてしまうことも少なくありません。

「会社に縛られずに働きたい」
「自分の都合にあわせられる働き方をしたい」

と独立開業を目指すママも増えています。


そこで、子育てしながら開業するメリットやデメリットをご紹介します。

2. 子育てしながら独立開業のメリット2つ


子育て中のママが独立開業する最大のメリットは「時間に余裕ができること」や「自由度が高まる」ということです。

自分で開業するとなれば、働く時間を自由に決められることや、急な子どもの対応にすぐ対処できます。

では、子育てしながら独立開業するメリットを2つご紹介します。

2-1. 仕事量や時間の融通が効く

自分で開業すると、仕事量や働く時間を自由に決められます。

会社員だと、フルタイムや短時間勤務は労働時間が決まっていることに対し、独立開業すればすべて自分で決められるので、働きやすいと感じるでしょう。


また、子どもの急な都合や学校行事などに合わせて仕事量も調整できます。

さらに、自宅で開業すると通勤時間もなくなり、時間を有効活用できることも子育て中のママにはメリットになるでしょう。

2-2. 自分の得意なこと、やりたいことに挑戦できる

独立開業する際は、自分の得意なことやスキルを活かす仕事、やりたかったことに挑戦することが可能です。

会社員だと、与えられた仕事をこなす日々ですが、自分のスキルを生かせる仕事だとモチベーションも上がり、自分のペースで新たなキャリアを作れます。

3. 子育てしながら独立開業のデメリット2つ


子育てしながら独立開業するメリットがある反面、デメリットもあります。

家庭や仕事の両立の難しさや、働かないと収入がないという不安など、会社員のとき以上に現実の厳しさを知ることになります。

3-1. 収入が不安定

子育てしながらだと、子どもの急な対応に追われると仕事の時間が減ってしまい、その分収入が減ることになります。

会社員だと有給休暇などあり、給与が支払われますが、独立開業となると、自分で仕事を取り、こなさないと収入が減ったり、働けない期間があると収入が見込めなくなるので、きちんと収入の管理をする必要があるでしょう。

3-2. ワークバランスが取りずらい

生活と仕事のバランスをうまく取れなくなってしまうことがあります。

仕事と家庭の時間の切り替えがうまくできないと、プライベートな時間や働く時間があいまいになってしまいます。

自由な時間を求めて開業したものの、仕事に集中しすぎて子育てや家庭に回す時間がないなんてことも。


そんな時は、会社員の時のように、始業・終業時間を決めて働くのもいいかもしれません。

仕事と家庭の切り替えをしてメリハリつけられると両立しやすいでしょう。

4. 独立開業おすすめの業種3選と注意点


ここでは、自宅でできるものから、スキマ時間を使ってできる業種など、育児中のママにおすすめの業種を3つご紹介します。

4-1. ネイルサロン

ネイルサロンは自宅開業できるので、子育てと仕事の両立がしやすい働き方です。

美容師免許は必要なく、技術面の証明になるネイリストの資格を取得し、何度も練習を重ねれば開業できるので、最初の一歩はハードルが低い職業です。

サロンを経営していると、子どもの成長に合わせてその都度働き方を変えられるのがメリットです。


注意点は、自宅開業だと、インテリア内装費やネイルの材料、施術器具など初期費用が大きくかかってきます。

ですので、資金を準備することや、助成金を使うなどして開業の準備をする必要があります。

4-2. ハンドメイド販売

オリジナルのハンドメイド作品を作って販売して成功するママもいます。

ビーズやレジンを使ったピアスだったり、マフラーやぬいぐるみの編み物を作って、ハンドメイドサイトで販売を始めて、次第に販売個数も増えて独立開業するパターンがあります。

ハンドメイドなら資格も特に必要なく、子育ての合間でコツコツ作って、インターネット上の販売ができるので、気軽に始められます。


注意点ですが、ハンドメイド作品を出品しても、全然売れず、在庫として残ってしまう場合があります。

利益がでないため、材料費で赤字になることも。

そうならないためにも、お客様のニーズや価格調整をしっかり行い、多くの在庫を抱えてしまわないようにするとよいでしょう。

4-3. 教室運営

教室運営とは自分が講師となり、生徒を集めて教えるということです。

自宅開業や、店舗を借りて教室を開いて運営します。

生徒の成長を目の当たりにするので、やりがいをダイレクトに感じられるのが教室運営のいいところでしょう。
 

注意点は、子どもの急な体調不良です。

教室運営をしているとレッスンをお休みしなくてはならなくなります。

そんな時は病児保育を利用したり、あらかじめ生徒へ急なお休みに対する対処法を準備しておくと理解が得られやすいでしょう。

ママ講師というのを認知してもらい、生徒との信頼関係を築くのが最善策です。

5. 子育てママが独立開業する際に気を付けたいこと


子育てしながら独立開業する際に気を付けたいことがあります。

子育て中は自由な時間を作るのも難しいため、独立開業する際も制約がついてまわるのが実情です。

どんなことに気を付けながら独立開業すべきなのか、しっかりとポイントを押さえておきましょう。

5-1. 時間的制約がある

子育てをしながら独立開業するには時間的制約があることです。

いざ在宅で起業しても、受けた仕事が時間内や期限内に終わらないこともあります。


自宅開業だと、準備や後片付けなどに時間を取られることがあります。

また、時間通りに終わらないことや営業時間の終了間近にお客さんが来るなど、対応に追われることも少なくありません。

子育てしながら独立開業する際は、自分に時間的制約があることをしっかりと認識することが大切です。

5-2. スケジュール管理が難しい

独立開業で働くときに大変なのは、スケジュール管理です。

毎日のスケジュールを組んでも、家庭の事情や子どもの体調不良などで仕事の時間を確保しにくい場合もあります。

自宅開業だと自分自身が家にいるため、すべて自分で対応しなければならないことも。

そのため、子育てしながら独立開業をこなすためには、余裕のあるスケジュールを組むことが重要になるでしょう。

6. 子育てしながら独立開業も夢ではない


子育てしながら独立開業するにはメリットやデメリットもあります。

ですが、子どもに寄り添いながら仕事も自由にできる独立開業はママにとってメリットの方が大きいのではないでしょうか。

自分のスキルや資格を活かした仕事や、やりたいことができる独立開業。

やることがたくさんありますが、独立開業しているママも増えてきているので、夢ではなく目標にして独立開業を目指してみてください。