【事務職必見!】キャリアップも可能なおすすめ資格5選!給与アップできるかも?

公開日: 2023/7/7
事務職に勤めている社会人の方、キャリアアップできないかと考えている方も多いでしょう。

「事務職で生かせる資格を取得したい」

「給与アップを目指せる資格は何か知りたい」

このようなことでお悩みではないですか?


この記事では、事務職のなかでも総務部でのキャリアアップできる資格をご紹介します。

資格を取得して、給与アップや自分の仕事にやりがいを持つことができるでしょう。

1. 社会人が資格を取るメリットとは


社会人が資格を取得するメリットは、勉強を通して自分自身の成長につながることです。

新しい知識やスキルを身につけることで、達成感や自己満足感をもたらすこともあります。


事務職はとくに資格がなくてもなれる仕事ですが、資格を取ることで他の社員との競争において差別化できますし、キャリアアップも望めます。

また、事務職といっても、人事や総務など様々な部署もあるため、各部署に応じた知識を学ぶことによって、見識や視野が広がり、新たな発見も期待できるでしょう。


さらに、資格は知識やスキルの証明にもなります。他にも、資格手当で給与アップや、自己の能力、業務の信頼性にもつながるのもメリットです。

2. 総務職のキャリアアップにおすすめの資格5選


総務職のキャリアアップに役立つ資格は、意外にもたくさんあります。

人事や総務・労務の業務は、人員の採用や配置から教育などさまざまな能力が求められる仕事です。


キャリアアップに役立てるのはもちろんのこと、仕事の効率化やあなたの目的にあわせて、どのような資格を取得するのがいいのか、民間資格から国家資格まで、おすすめの資格5選をご紹介します。

2-1. 1.マイナンバー実務検定

マイナンバー実務検定は、個人番号に関する知識や個人情報保護法といった法律の理解を深めるための試験資格です。

2016年1月にマイナンバー制度が始まることを受けて、2015年から検定試験を行うようになりました。

マイナンバー制度の基本的な仕組みや、マイナンバーの運用に関する手続き、マイナンバーを使用する事業者や行政のための手続きなどが試験範囲となっています。


従業員の入退社の際にマイナンバーを記載する手続きが多いため、情報漏洩を防ぐことや、厳重な管理が必要です。資格をもっていれば、企業や従業員も安心して業務を任せられる存在になるでしょう。


試験時期:
6月・9月・12月・3月

受験資格:
なし

受験料金:
3級:7,700円
2級:8,800円   
1級:11,000円   

詳しくは下記ページをご覧ください

https://www.my-number.or.jp/

2-2. 2.日商簿記検定

日商簿記検定とは、日本商工会議所が主催する簿記に関する資格試験です。

簿記とは、企業の経営活動を記録・計算・整理して、決算書作成のために、お金の出入りを記録する作業のことです。

どの企業においても簿記の知識は必須なので、資格をもっていると損はないでしょう。


また、企業にとって、お金の流れを把握する事務は欠かせない業務なので、簿記のスキルを持っていることは企業へのアピールになり、就職や転職で有利に働くのでおすすめの資格です。


試験時期:
6月・11月・2月

受験資格:
なし

受験料金:
3級:2,850円
2級:4,720円
1級:7,850円

詳しくは下記ページをご覧ください

https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

2-3. 3.FP(ファイナンシャルプランナー)

FP(ファイナンシャルプランナー)は、ライフプランの設計を担うお金のスペシャリストです。

保険や税金、不動産などの幅広い知識を持ち、お金に関する問題を解決する手助けができます。総務・人事においては、労務管理に知識を生かせるでしょう。

おすすめな理由として、近年、お金への関心が高まっており、資産運用や投資なども身近になっています。

しかし、知識が少ない人も多いため、お金の専門家であるファイナンシャルプランナーの需要は高くなっています。


また、ファイナンシャルプランナーの勉強で得た知識は、資産運用や貯蓄など、私生活でも役に立つのでおすすめです。


試験時期:
1月・5月・9月

受験資格:
3級:条件なし

2級:下記のいずれかに該当する人
・日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了した者
・3級FP技能検定の合格者
・FP業務に関し2年以上の実務経験を有する者
・厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者

受験料金:
3級:学科4,000円、実技4,000円
2級:学科5,700円、実技6,000円

詳しくは下記ページをご覧ください。

https://www.jafp.or.jp/exam/

2-4. 4.社会保険労務士

社会保険労務士は国家資格のひとつです。

全社員の社会保険に関する加入・喪失の手続きはもちろん、厚生年金の手続き代行、就業規則などを作成することができます。

また、社会保険労務士にしか行うことができない、「労働社会保険諸法令に基づく申請書等及び帳簿書類の作成」「申請書等の提出代行」「申請等についての事務代理」などの業務があります。


難易度はとても高く、3回以上受験するのが当たり前と言われています。

令和4年の合格率は約5.3%と狭き門ですが、社会保険労務士の資格を有することで、対応できる業務の幅が広がるでしょう。


試験時期:
8月

受験資格:
①学歴②実務経験③厚生労働大臣が認めた国家資格
上記のいずれか1つ満たすこと

受験料金:
15,000円

詳しくは下記ページをご覧ください

https://www.sharosi-siken.or.jp/about/

2-5. 5.人事総務検定

人事総務検定とは、人事や総務の実務や、その基礎となる法律の知識を実践的に習得することができます。

また、総務に異動したいけど、仕事内容がよくわからないという方に、検定試験を受けることで、人事総務の仕事の内容を習得できるでしょう。


例えば、給与計算や労働保険・社会保険の手続きなど、社会保険労務士試験と似ていることが学べます。

このように人事総務に関する幅広い知識を学ぶことができるので、人事総務の業務を担当する立場で活躍することができるでしょう。


試験時期:
8月

受験資格:3級:年齢、学歴等に制限はなく誰でも受験可能
2級:3級合格者、かつ人事総務スキルアップ検定協会への登録者。
1級:2級合格者、かつ人事総務スキルアップ検定協会への登録者。

受験料金:
3級:5,090円
2級:7,640円
1級:11,000円

詳しくは下記ページをご覧ください

https://itpropartners.com/hr/contents/763/#5

3. キャリアアップするためには資格取得がおすすめ


民間資格から国家資格までご紹介しました。

社会人になれば働く時間も多く、なかなか資格を取るための勉強時間が取れないこともあるでしょう。

ですが、資格を取得することによって、就職や転職、キャリアアップ、給与アップなどを期待できます。

勉強を通して習得した知識は私生活にも生かせるので、無駄になることはありません。


また、資格の勉強をするだけでも、事務の仕事の知識をさらに深めることで、やりがいも生まれますし、信頼性も上がります。

任せられる仕事も増え、昇給できる可能性もあるので、学習時間を作りながら資格を取得してみてはいかがでしょうか。