
スマホとPCの動画編集の違いは?趣味に活かせる方法を徹底解説!
YouTubeやインスタグラムなどのSNSが普及し、趣味として誰でも動画編集できる時代になりました。
さらに、パソコンでの動画編集だけではなく、大半が持っているスマートフォンを使用して無料アプリで簡単に編集することも可能です。
しかし、いざ動画編集を始めようとしても 「初心者だけど動画編集できるか不安」 「スマホとパソコン、どちらが使いやすい?」 「YouTubeやSNSに投稿するためにはどうしたら良い?」 などの疑問や不安があるでしょう。
この記事では、動画編集する際のスマホとパソコンのメリットとデメリットをご紹介します。
動画編集する際の目的や自分にとっての使いやすさを理解しておかないと、無駄な作業が増えてしまうかもしれません。
この記事は、動画編集する人の目的別に合う内容も一緒にお話ししているので、参考にしてください。
1. こんな人はスマホ編集がおすすめ
スマホ編集は、比較的始めやすい「手軽さ」に注目してみましょう。
1-1. 凝った編集はいらないので気軽に編集したい
「最初は、簡単な編集から慣れていきたい」 「こだわりのある動画は作らなくても良い」 など、編集の自由度を求めない人は無料アプリのテンプレートを使用して、気軽に始めることができます。
さらに、無料アプリを使用すれば初期費用はほぼ発生しません。
無料アプリの中には、ほぼ全自動で動画編集できるものがあるので、初心者でも編集しやすいですね。
1-2. SNSで動画を使いたい
スマホ編集は、SNSで共有しやすいサイズにすることができます。
大半の人は、スマホを使用してSNSをチェックしているでしょう。
パソコン編集を終えてからスマホからの動画チェックをすると、作業に手間がかかります。
しかし、最初からスマホ編集をしていれば、実際に見られるサイズを確認することが可能です。
1-3. 短い動画を作成したい
SNSの動画は、短い動画向きです
。そのため、データ量が少ないスマホが短い動画の作成に適しています。
実は、SNSの動画が長いと他の人に見られないことが多いのです。
そのため、短い動画でダラダラ感がない動画は、見る人の印象に残りやすいでしょう。
短い動画なら、初心者にとってハードルは低いので編集しやすいです。
2. こんな人はPC編集がおすすめ
こだわりのある動画を編集したい人は、パソコン作業が向いています。
パソコン編集は、「クオリティの高い動画」を求めることができる点に注目してみましょう。
2-1. スマホでの細かい作業が苦手
スマホで動画編集をすると、ディスプレイが小さいので映像の細かい部分まで目が届きにくくなります。
さらに、長時間小さい画面を見ながらの作業だと眼精疲労で辛くなる人もいるでしょう。
パソコン編集は、様々な機能やツールを使用して動画編集をするので、画面が大きい方が使いやすいです。
2-2. YouTubeに参入したい
子供が将来なりたい職業No.1になったこともあるYouTuber。
様々な動画が上がっている中、趣味からYouTubeを始める人もいるでしょう。
しかし、YouTubeへ頻繁に動画をアップロードする場合、光回線など強力なWi-Fi回線を準備しなければなりません。
スマホ回線やポケットWi-Fiは、1本の動画をアップロードするだけで低速になりがちです。
パソコン編集でネットワーク環境が整っていれば、たくさんの動画をYouTube上で公開できるでしょう。
2-3. 文字入れやエフェクトなど細部まで編集をしたい
パソコン編集は、自由度が高く、自分の工夫次第でオリジナル性が高くなります。
例えば、テロップの位置やアニメーションなど工夫できる要素を、思う存分使うことができますね。
スマホ編集のほとんどはテンプレートに当てはめるだけなので、細かいニュアンスまで編集したい人はパソコン編集がおすすめです。
3. スマホで動画編集を行うメリットとデメリット
スマホ編集のメリットとデメリットをご紹介します。
スマホ編集を始める前に、自分に合う方法なのかどうかを見極めてください。
3-1. メリット①スキマ時間で場所を選ばず作業ができる
スマホ編集のメリットと言えば、外出先や移動中でも編集作業ができることです。
一般的に、編集作業に慣れていない場合、10分程度の編集でも約3時間要します。
しかしスマホ編集なら、すきま時間を利用してコツコツ作業すれば難しいことではありません。
すきま時間を有効活用したい人には、スマホ編集がおすすめです。
3-2. メリット②スマホで撮影した動画をその場で編集できる
スマホ編集は、スマホで撮影した動画をすぐに編集することができます。
パソコン編集の場合、カメラを接続してデータを取り込む作業があるので、少し手間がかかりますね。
しかし、スマホ編集なら、撮影⇒編集⇒投稿の流れが端末1台で終えることが可能です。
3-3. メリット③無料アプリが豊富
スマホのアプリストアには、質の高い無料アプリが豊富です。
基本的な機能は、「カット」「テロップ」「効果音」なので編集作業に困ることはありません。
さらに、ワイプや特殊な効果機能を使えるアプリもあるので、無料アプリでも十分にこだわりのある動画を作ることができます。
3-4. デメリット①編集がテンプレート化されていて自由度が低い
スマホ編集の無料アプリは、テンプレートに当てはめるものが多いのでオリジナル性に欠けてしまいます。
編集作業に慣れてくると、 「こんな動画を作ってみたい」 「色んなツールを使ってみたい」 など、やりたいことが増えてくるでしょう。
しかし、テンプレート化されたものだと、自分の作りたい動画のイメージを上手く反映することは難しいです。
3-5. デメリット②動画の長さに制限があることも
スマホ編集の無料アプリでは、ウォーターマークや動画の長さに時間設定がされているものがあります。
この場合、月額料金などを利用すると制限解除ができますが、スマホのメリットである「無料」「手軽さ」という点がなくなってしまうでしょう。
もう少し長い動画を編集したいとなったら、パソコン編集に切り替えることを検討してみてください。
4. PCで動画編集を行うメリットとデメリット
パソコン編集のメリットとデメリットをご紹介します。
パソコン編集は、自由度が高い分コストが発生することがあるので良く検討しましょう。
4-1. メリット①長時間の動画も編集できる
パソコンの容量は、スマホの倍近くあります。
そのため、パソコン編集なら完成した動画が重くても、容量を気にする必要がありません。
編集作業は、余分な動画をカットすることから始めて、最終的に短縮動画にしていきます。
時間と労力も発生する大変な作業ですが、容量を気にすることなく編集作業に集中できるメリットがあるでしょう。
4-2. メリット②テロップやアニメーションなど細かい編集ができる
パソコン編集は、自由度が高く自分のイメージ通りの動画を作ることができます。
例えば、テロップを挿入する位置や画面が切り替わる際のアニメーションなど、工夫できる要素がたくさんあるでしょう。
その作業をするために、専用のソフトを準備する必要がありますが、自分だけの特別な動画を作ることができます。
4-3. メリット③編集時の動作が軽い
パソコンの容量が大きいと編集時の動作が軽くなるので、スムーズに編集作業ができます。
動画編集は、様々なツールを駆使して細かいアレンジを加えるので時間がかかるでしょう。
そのため、作業中にパソコンがフリーズしたり、電源が落ちたりすると、今までの時間が無駄になりストレスを感じやすくなります。
複雑な作業や長時間の編集には、パソコン編集がおすすめです。
4-4. デメリット①作業場所が限定される
パソコンのデメリットと言えば、編集作業の場所が限られる点です。
デスクトップパソコンの場合は、設置している場所でしか作業ができません。
ノートパソコンの場合は、比較的色んな場所で作業はできますが、ある程度落ち着いている環境が必要です。
さらに、スマホのように片手で手軽に編集作業をすることは難しいでしょう。
4-5. デメリット②PC代やソフト代など経費がかかる
パソコン編集は、使用するパソコンやソフトのスペックを整えることが必須です。
もし、コストや経費を気にして容量の少ないパソコンを購入したら、自分の作りたい動画が作れなくなるかもしれません。
結果的に、スマホ編集に切り替えてしまう場合があります。
ソフトだけではなく、機能が豊富で容量の大きいパソコンはコストがかかることを覚えておきましょう。
5. まとめ
スマホ編集とパソコン編集は、それぞれにメリットとデメリットがあります。
趣味の一環として、コストをかけずにSNSで情報発信をしたい人は、スマホ編集。
オリジナル性のある動画をYouTubeなどに頻繁にアップロードしたい人は、パソコン編集。
動画編集をする目的を明確にしながら、自分のライフスタイルに合う編集方法を見つけてみましょう。