独学でも取得できるおすすめの福祉資格は?また育児が忙しいアラサーでもできる転職について! 

公開日: 2022/9/2
アラサーの方で育児にも取り組まなければ行けないけれど、資格を取得して転職を目指している方は多いです。

決して簡単ではありませんが、しっかりと資格を取得して継続すれば、自分の希望の職業に付ける可能性は十分にあります。

そこで今回は、育児があるアラサーの方におすすめの独学で取得できる資格や職業について詳しく紹介します。

1. 看護師の仕事内容と資格取得方法とは


アラサーからの転職で看護師を目指す方は少なくありません。

さらに、30代以降のかたが看護師を目指すというケースもあるので、転職で看護師を視野に入れるものおすすめです。

まず最初に、看護師の仕事内容や資格取得方法について3つ紹介します。


看護師の仕事内容は多岐にわたる

看護師の仕事内容は勤め先の病院によって多岐にわたりますが、基本的にどこの病院でも行う仕事は決まっています。

主に、患者さんの血圧測定や注射、脈拍測定や体温測定、入院患者のケアなどが挙げられます。

また、具体的な仕事内容は勤めている病院によっても変わるため、柔軟に対応できる力や判断能力も必要になります。


看護師の資格を取得するためには学校に通う必要がある

看護師資格は国家資格なので、国が認めている看護大学、短大、正看学校、准看学校などのカリキュラムを修了することで受験資格が与えられるようになっています。

そのため、独学で学習して試験に臨むことはできませんが、看護師国家試験の新卒合格率は毎年9割以上あるので、しっかり学習すれば看護師になることは決して難しいことではありません。


通信制や定時制の学校があるため、働きながらでも資格取得はできる

看護師を目指している方で、すでに准看護師の免許を取得しており、高卒以上で実務経験が7年以上ある方の場合は、通信制や定時制の学校で看護師資格を取得することが可能です。

そのため、働きながらでもしっかりと両立して資格取得ができます。

2. 介護福祉士の仕事内容と資格取得方法とは


介護福祉士は介護業界でもかなり大切なポジションで、資格取得方法もいくつか存在します。

続いては、介護福祉士の仕事内容と資格取得方法について3つ紹介します。


生活介助から身体介助まで、生きる上でのトータルサポートをする

介護福祉士は、食事の準備や部屋の掃除、買い物などの生活介助から食事や着替え、入浴や排泄など生活介助まで生きる上で必要なことをトータルでサポートします。

そのため、朝から夜間に至るまで多くの業務を行うことも多いですが、やりがいを感じられる場合もあります。


介護福祉士の資格取得には4つの方法がある

介護福祉士の資格取得には4つの方法があります。


1つ目が実務経験を3年以上積み国家試験を受ける。

2つ目が高校卒業後、介護福祉士養成施設に行き国家試験を受ける。

3つ目が福祉系高等学校を卒業して国家試験を受ける。

4つ目が経済連携協定(EPA)を経由して国家試験を目指す。


しかし、4つ目の方法は主に外国人就労者が対象になるため、注意しましょう。


働きながら資格を取得するには実務経験を積むのがおすすめ

働きながら資格取得をする場合は、実務者研修の資格を取り実務研修を受けてから国家試験を受けることをおすすめします。

働きながらさまざまな現場経験を身に付けられ、実際に国家試験でも実務試験は免除されるので、負担も減り受けやすいです。

3. ケアマネジャーの仕事内容と資格取得方法とは



ケアマネジャーは介護支援の専門家であり、介護保険のスペシャリストでもあります。

続いては、そんなケアマネージャーの仕事内容と資格取得方法について3つ紹介します。


利用者との面談を通して「ケアプラン」を作成する

ケアマネジャーは、主に介護保険サービスを利用する方と面談を通じてケアプランを作成します。

さらに、サービスを受ける方の問題を明確化し、最適な支援を行えるように課題分析を行える能力が大切になります。

また、他にも利用者とサービス事業者を仲介して意見を伝えたりなども行います。


ケアマネジャーになるには、特定の国家資格や経験が必要

ケアマネジャーになるためには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。

また、受験資格は指定業務を5年以上、900日以上経験しなければ得ることができません。

さらに、試験合格後、研修を受講して修了し、資格証の交付をされると、正式にケアマネジャーとして働くことができます。

そのため、これからケアマネジャー目指したい方は、これらの条件を覚えておきましょう。


独学・通学・通信教育など、自分にあった学習方法を選ぶ

学習方法は、独学や通学、通信教育など複数挙げられ、自分のライフスタイルに合わせて効率良く学習することが可能です。

そのため、仕事辞める必要もなく、子育てや家事とも両立させられます。

また、仕事などと両立してケアマネジャーを目指す場合、適切なカリキュラムにそって学習をすることをおすすめします。

4. 保育士の仕事内容と資格取得方法とは


保育士に対して多くの方が持っているイメージは、乳児や幼児を保護者から預かり世話をすることでしょう。

しかし、具体的な業務などを知っている方はあまり多くありません。

続いては、保育士の仕事内容と資格取得方法について3つ紹介します。


子どもたちの世話をしながら社会性を養う教育を行う

保育士の仕事は、預かった子どもの世話をするだけではありません。

子どもたちの基本的な生活の世話をしながら、基本的な生活習慣を身につけさせ、心身ともに成長させることをフォローします。

さらに、集団で生活するためのコミュニケーション能力や柔軟性などの社会的能力を身につけさせることも、保育士にとって大切な業務です。

そのため、子どもの成長や変化を間近で実感することができ、とてもやりがいを感じられる仕事でもあります。


通信制や定時制の学校で学ぶ

保育士は基本的に、保育士養成学校や厚生労働省が指定する大学や短大、専門学校に入学してして科目を学び保育士資格を取得します。

しかし、社会人や主婦の場合は、仕事や家事、育児などがあり通学することが厳しいので、通信教育や定時制の学校などで少しずつ学習する方が多いです。

さらに、通学よりも学費を低く抑えることができるので、経済的にも時間的にも負担が少なく、社会人や主婦の方にはおすすめの資格取得方法です。


独学で学んで「保育士試験」に合格する人も

保育士を目指す方の中には、通学や通信教育などの方法を使わず独学で行う方も少なくありません。

独学では、学習コストはとても低く、完全に自分のペースで進められるため、効果的な方法の1つですが、教材の選別や法改正などの情報収集、モチベーションの維持なども課題を意識しなければ行けないことも多いです。

そのため、独学で資格を取ることは十分に可能ですが、これらの課題をクリアできないと思う場合は、独学はあまりおすすめしません。

5. まとめ


転職はアラサーになってからでも育児が忙しい方でも、しっかりと方法や効率を考えて目指せば十分に叶う可能性があります。

そのため、これから福祉資格を取得したい方や福祉業界に転職したい方、関心があるという方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみることをおすすめします。