新卒と違い、アラサーで転職する強みは何と言っても「経験」です。

特に５年以上同じ会社で勤めていた方は、その社会経験が財産になると言えます。

逆に幾度か転職を経験を繰り返している方でも、共通で積み上げてきたスキルがあれば、それをアピールすることが出来ます。

転職に成功するために、チャレンジする会社の層を広げてみても良いでしょう。

経験が生かせる異業種にもチャレンジされたい方は、転職サイト等にご自身の職務経歴を登録してみて企業などのスカウトを活用するなどもひとつの手かも知れません。

(全く違う企業からスカウトが来る例があります)

ありがちと言っても良いかも知れませんが、実際に入ってみると会社のイメージが全然違ったという事がよくあるようです。

面接だと、人事部や採用担当・上司だけ顔を合わせただけの事も多いでしょう。

採用前に、現場を見せてくれる会社でもない限り、入社前に会社の雰囲気を掴むのは難しいかもしれませんね。

求人票に書いてある給与が「残業や手当を含んだ金額だった」という事もあります。

ボーナスやインセンティブなど、待遇が凄く良いように書いてあるように見えて、実は過度なノルマを達成した場合の待遇だったという例もあります。

給与や手当を上塗りして書かれている可能性もあります。

これらはブラック企業の特徴でもあるので、面接の際、その辺りをよくチェックしておく事も大切です。

面接で給与に関する質問をするのは、なかなか勇気が要る事ですが、転職に成功する人は「面接時に給与について確認する」と言われています。

採用されて、実際に出社したら仕事内容が違う例もあります。

転職サイトでは「事務職」と記載があったのに、最初は試用期間だけと称して全く違う仕事をさせるという悪質な企業もあるようです。

自分自身がやりたい仕事をするために転職したのに、このパターンだとすぐに退職せざるを得なくなります。

それを防ぐために面接の際や、企業リサーチの際、こちらも確認しておく必要があります。

社会人としてある程度経験を重ねて、それを生かしたいと考えている人ほど、専門的に就職先を選びがちかもしれません。

しかし、それゆえ業界を絞りすぎて、知らず知らずに選択肢を少なくしている事もあります。

就職活動が進まないと感じる時は、自分の業界や条件を見直してみるのも良いかもしれません。

まず一番最初に「軸」を決めておくと、転職先がより具体的に決めやすいです。

● 昇給をしたいから
● やりがいのある仕事がしたいから
● 家庭と両立しやすい職場(土日休み・または有給が取りやすい)

など、ある程度イメージしておくと、企業をリサーチするとき、重要視するポイントを見つけやすいです。

現段階では「この職種ならどこでも働ける」と思っていても、自分の描いていたワークスタイルとかけ離れていると、早期退職の原因になりかねません。

条件だけでなく、転職をして自分が何をしたいか、どういった形で働きたいかというのも重要なポイントです。

失敗しないために、求人情報に書かれてある条件が正確かどうか、リサーチしておく事も大切です。

求人サイトには良い事しか書かれていない事も多く、入社してみたら聞いていた条件と全く違ったという点もあります。

提示されてる条件や待遇が、実際に現場で働いている人たちに活用されているかどうか、リサーチしておく事も大切です。


現在はクチコミが見れる転職サイトなどで「実際に働いている」「働いていた人」の声などもネットで調べる事ができますので、それらを活用し、しっかりリサーチする事が必要です。

失敗を避けるため、まずは転職エージェントを利用・相談してみるのも良いでしょう。

転職エージェントに登録して受けられるサービスは幅広くあり、キャリアの面談や、給与交渉・入社準備のサポートなど転職活動について幅広くサポートしてもらえます。

転職エージェントは紹介先の企業と契約したうえで人材を紹介しているので、会社の内情を聞けるというメリットもあります。

「会社に入ったら最初に聞いていた条件と違った」という事が無いように、給与やサービス・会社の雰囲気や実態など、一番譲れないポイントを、エージェントを通して確認すると、入社時に失敗する可能性は少なくなると言えます。