やる事が多い就活活動。気を付けるべき事は?スケジュール管理のコツは?オススメ方法も紹介!

公開日: 2022/12/2
就職活動も大詰めになっていくと、スケジュール管理が非常に重要になっていきます。

「どのようにスケジュール管理をしたらいいの?」

「気を付けるべき点はある?」

など就活生にとっての悩みを解消するためのベストな方法について、いくつかまとめました。

後半で、今一番おすすめしている、スケジュールの管理形式についても触れていますので是非最後までご覧下さい!

1. スケジュール管理をしておくメリットとは


就活中の学生は特に、学業やアルバイト・選考・エントリーシートの作成など、やるべき事が沢山あります。

なので、活動が進めば進むほど、怒涛のようなスケジュールをこなしていく事になるのです。

こまごまな予定を手帳やアプリに記入し、スケジュール管理するのはいっけん普通の行為に思えますが、スケジュール管理は、予定をただ残すだけでなく

「決まった予定を何度も見返す事ができる」

「ダブルブッキング等を防げる」

「企業から面接等の都合の問い合わせの連絡が来た時、都合の良い日をすぐに返答できる」

という幾つもの良い点があるのです。


しかし、それだけではありません。

就職活動において、スケジュール管理をしておくメリットは他にもあります。

1-1. ESや履歴書の締切を逃さない

スケジュール管理をする事で、提出物の「締切忘れ」を防げるメリットがあります。

企業の人事部はESや履歴書の内容だけでなく「締め切りが守れる人間か」という点もしっかり見ています。

企業への信頼を得るためにも、就職活動において、履歴書やESの提出期限を守る事は絶対と言えるのです。

「そんな大切な事ぜったいに忘れたりしない!」 と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、油断は禁物です。

受けている企業が数10社以上となってくると、面接が重なってるうえ、違う企業の履歴書の締め切りも近づいていて、切羽詰まってしまうという事もあり得ます。

スケジュール手帳やスマホアプリ等で締切を登録し、余裕をもって準備するようにしましょう。

スマホのスケジュールアプリには、予定の一日前に通知が出るアナウンス機能も付いているものもあります。

それらを活用する事で「締切忘れ」を大幅に減らせると言えるでしょう。

1-2. ゴール設定でモチベーションを保つ

ゴールのスケジュールを立てておくのも、モチベーションを保つために必要な事です。

目の前の就活業務を淡々とこなしていくのではなく「×日までには1社内定をもらう」という終わりの目標設定をしておく事で、内定獲得までのプロセスも組みやすくなります。

就職活動は、繰り返すべき企業研究やSPI対策・面接が辛くなってしまったり、不採用通知に心折れそうになりながらも、次の就活に進まなければいけない時もあります。

そんな時、仮のゴールが決まっていれば「○月までなら頑張れる!」と改め気を引き締めるきっかけにもなります。

1-3. 空き時間がひと目でわかるため、有効活用できる

スケジュール管理をする事によって、空き時間をすぐに把握できるのも良い点です。

就職活動も後半になってくると、複数の試験や面接を1日で数件渡り歩くこともあるので、合間の時間すら貴重になっていきます。

まず朝に「11時から面接」「13時説明会」「15時面接」とその日の予定を複唱し、空き時間がどの位取れるか、その時何をするか決めておくのも良いでしょう。

その時間に、面接の準備や、ESなどの書類関係の作成に充てるなど、時間を有効活用するようにしましょう。

空き時間を有効活用して物事を進めていくというのは、社会に出てからも効率よく仕事をするコツに繋がります。

もちろん、空き時間を趣味やリラックスする時間に充て、休憩するのも良いでしょう。

2. スケジュール設定は「マイルストーン形式」がおすすめ


スケジュール管理ならマイルストーン形式がお勧めです。

マイルストーンとは、マイル(一定の距離))ごとにストーン(目標)を置きスケジュールを組んでいくスタイルで、大手企業でも取り入れられている方式です。

ざっくりとした就活の例で言えば「3回生の10月に就活準備」→「3回生の11月に企業研究・SPI対策・エントリー準備」→「3月にエントリー開始」→「6月に内定予定(目標)」などといった事です。

「いつまでに」「何を」「どれくらい達成するか」を明確にしておけば、予定する時期や目標も考えやすくなり、それぞれの完成度を上げる事ができます。

2-1. まずは内定獲得目標月を決める

就活スケジュールを組むにあたり、マイルストーン方式を活用するには、まず内定獲得の時期を決める事です。

時間を逆算する事で、目標やスケジュールも立てやすくなります。

2-2. いつまでに何をすべきか逆算して行動する

内定獲得月が決まれば、そこから逆算して予定を埋めていきます。

就活開始から内定までのスケジュールが漠然としている場合は、「就活でやるべきこと・月別」や「就活・スケジュール」で検索すれば、情報を莫大に得ることができます。

そこで得た情報をもとにして、優先度の高いものから書き出し、内定までにすべき事をスケジュールに書いていきましょう。

就活は時に長期戦になることもあります。長期的にスケジュールを設定しておくのも良いでしょう。

3. 締めすぎず緩めすぎず、余裕を持って


予定をバシバシ入れて締めつけすぎると、精神的肉体的両方の負担になります。

だからといって反対にスカスカなスケジュールで緩めてしまうと、気持ちの引き締めに繋がりません。

さじ加減は難しいですが、余裕を持って効率良いスケジュールを組むことが大切です。

3-1. ダブルブッキングや突発案件に備える

就職活動において、ダブルブッキングなどは絶対にNGです。

しかし、突発的な二次面接や、説明会など突然予定が入ることも「就活あるある」です。

基本的な予定は月・水・金の12時以降に入れるようにする・逆に午前中や火・木などは突発案件に備えて空けるようにするなど、工夫してスケジュールを組んでいくのも良いでしょう。

それでも、予定が重なってしまった時は、先方に相談するなど対処方法をあらかじめ調べておく事も大切です。

緊急的な予定にそなえ、朝起きた時や寝る前などスケジュールを決まった時間に見返し、常に頭に入れておくのも良いでしょう。

3-2. スケジュールの空けすぎは禁物

余裕を持つのは良い事ですが、スケジュールに大きな余白があるのも危険です。

就職活動はやるべき事がたくさんあるうえ、これを20社以上も繰り返す場合もあり、後半に差し掛かれば差し掛かるほど、大変ハードなスケジュールになっていきます。

物凄く疲れた状態で一旦座り込んでしまうと、立ち上がるのに時間がかかってしまうように 2週間以上も何も活動しない時期が出てきてしまうと、モチベーションを取り戻すのに、時間がかかってしまう事もあります。

一旦休んで思考を熟成させるのも良いですが、面接の感覚を忘れない為にもスケジュールは空けすぎないでおきましょう。

4. まとめ

以上、スケジュール管理のコツと、ベストな方法を紹介してきました。

これまで、就活についての段取りや理想のスケジューリング方法を沢山説明してきましたが、就活は内定だけがゴールではありません。

内定者研修やミーティング・仕事内容の復習など、4月の入社に向けて、行うべき課題は沢山あります。

だからこそ、スケジュール管理を今から徹底しておく事が大切です。

就活をやり遂げた経験を得る事で、自分の自信にも繋がりますので、めげる事なく最後まで挑んで頂ければと思います!


最後まで読んでいただきありがとうございました!